色 diary...

 憧れ。


マナトのっ直ぐなところ。

絶対に貫き通すこと。


マナトと過ごしてると、
自然に、
そうされるコトが嬉しいから、
そうでありたいと思う。


「要らんことまで覚えとうけん。」


きっと、
それはマナトが聞きたくない、
私のこと。


ふざけて、
何とかかんとか言うけど、
約束は守るよ。


私のふとした発言、
覚えてて、
本当 自分でも覚えてないくらいの。

でも、
そういうのが本心だって。

だから意地でも守るんだって。



変わってるなぁとも思うし、
羨ましくも思う。


「こうやって、
今みたいに
大切な人が傍におるだけで
落ち着くみたい。」



でも、
時々分からなくなる。

たまーに、
マナトだって
前は彼女と頻繁に
ケンカしてたとか言うけど。

その発言が
信じられないくらい、

私達ってケンカしたっけ?


「我慢するくらいなら
嫌なこととか
色々ちゃんと言ってね。

我慢されとう方が嫌やし。」



「うーーーーん…。
今のところ、ない。笑」



嬉しいことなんだけどね。



「ナツだけは離さないよ。

しっかり捕まえとかな、
どっかふらふら行っちゃいそうだし。」



悪く言えば、
淋しいと尻が軽い。


私、
きっと付き合う前に、
マナトに色々と言ったんだろうな。

そんなことも
マナトはよく覚えてて。

私の方が
覚えてたのは
唯一 初めて逢った日のことくらい。


マナトが私にしてくれたみたい、
私も何か、
マナトにできたら…。


私、こんなんだし
嫌な女だし。


私の方が
勿体ないよ……。


マナトと居ると優しくなれる。


簡単に嘘がつけなくなって、
孤独感が無くなった。


嘘を信じるふりして、
強がることがなくなった。


好きな人の為に、
散々周りに嘘ついて
虚勢張ることがなくなった。



とりとめのない文章に
なってしまった。


不安もあるし、
心配もある。

でも、その逆は倍以上。


「2015年、
本当に世界が終わるんなら
マナトはどうする?」



「うーん…。

今まで生きてきて、
今が一番楽しいし幸せ。
欲を言えばキリがないし。」



◆natsu◆



2013/05/15 00:54
(diamonds.)




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