色 diary...

 君は両極端。



マナの結婚式あるから
服見に行った私たち。

金曜日も行ったけど
閉店ぎりぎりだったから
今日もういっかい。


お目当てのドレス買っちゃった。
※ボーナス払い。笑

その時、
マナトは人が変わったみたいに
大人しかった


何回か試着して、
待たせたので
機嫌損ねたかと思い……


「ごめん、待たせすぎた?」


「違うよ。」


「じゃーどうしたと?
急に無表情になって。」



「だってナツに怒られるもん。」


「えっ?」


「だってナツのドレス姿、
めっちゃ可愛いんやもん。
でも、素でおったらナツに怒られるし。」



前にマナトと
買い物に行ったとき、
「可愛いー」
を連呼されて
嬉しいけど
人目気になって
恥ずかしくて
やめて欲しいと言ったこと

気にしてたんだね。


思ったこと素直に
口に出しちゃうし、
嬉しいんだけどさー。

普通に恥ずかしい。笑


「普通にしとけばいいやん?」


「無理やーん。
心の中でニヤニヤして
口にチャックしとく。

ナツが一番可愛いんよ。」



「誰だって
自分の彼女が一番だよー。」



「ナツ、
田村氏の結婚式にも
このドレス着てく?」



「行くんやったら着てくよ。
でも、行くか迷いよう…」



「田村氏は来てほしいみたいよ?
俺はコレきたナツと歩きたい!!!」



可愛い奴め。笑

最初は怒ってるかと
焦ったけど。


照れるし
実際はそうじゃないけど、
やっぱり褒めてもらうと
嬉しいもので。

私もニヤニヤ。


帰りにクリスマスの
プレゼントも選んだ。

まだ買ってないけどね。


携帯のお揃いのストラップ。
鳴らして笑った。

両極端過ぎるけど
二人で居る時のマナトには
いつだってキュンキュンしてしまう。


てか、
私のこんな買い物に
付き合ってくれる人、初めて。


「よく分からんのやけどね。
一緒に居たいだけ。」



マナトさん、
それが私にはとても嬉しいんだよ。


◆natsu◆



2012/12/10 00:18
(diamonds.)




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