夏色 diary...
意味不明にもやもや。
「きつくないと？」
逢えるだけで嬉しいって
言ってくれるマナトに
ちょっと
不安になった。
無理はさせたくない……。
「ナツの方が大変な仕事してるから、
逆に俺が頑張る方。」
嬉しい言葉を
貰いすぎて私は
感覚がおかしくなっている。
優しいマナトに甘えすぎて
ダメになりそう。
マナトは、
「ナツみたいに、
自然体で付き合えるの初めて。
時々、
こんなんでいいと？
とは思うけどね。
居心地が良い。」
【ナツに甘えてダメになりそう。】
何だろ…。
これが普通とか、
本当分かんない。
おかしいー。
「きつかったら言ってよ？
たまには
私が逢いに行くよ？」
「いい。
帰りにナツを
独りで帰らせる方が嫌だから。」
うちの両親や兄弟にも
優しくしてくれて、
飼ってる犬と猫にも
優しくしてくれて。
私は何かできてんのかな。
「もっと給料高ければ、
ナツを楽させてあげれるのに。」
現在進行形のコトで、
マナトには自然体だし、
秘密事はない。
現在進行形を
知りたがるマナトに、
普通に何でも教えるし。
なのに、何だよー…。
何か詰まる。
過去の私からしてみれば、
贅沢な悩み。
「ナツに似合う男にならなきゃ。」
マナトの想いとか、
過去を聞いただけに、
私も頑張ろうと、
そう決めたんだ。
何を頑張っていいか、
よく分かんないけど。
田村氏に電話しようとして、
やっぱやめた。
私達のコトなんだ。
暗くなったし、
会社戻ろう。
◆natsu◆
2012/10/30 17:37
(
独りごと.)
