英米の名作ホラー短編集第2弾。
少年文庫と侮るなかれ、チャーリーとチョコレート工場のダール、ブラッドベリ、ブラックウッド、『宝島』『ジキル博士とハイド氏』のスティーブンソン、オー・ヘンリーetcと豪華なラインナップ。
表題のダール作『南から来た男』とトリの『隣の男の子』は心臓がギュウウウと縮こまるスリリング系。
ポー『ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語』のアレンジ作と『エミリーに薔薇を一輪』は描写の気持ち悪さと不気味さにゲェー!となる。
ホラー?とは思ったもののスティーブンソンの『小瓶の悪魔』は読み始めたら、あまりにも面白くてハラハラドキドキしながら一気に読んでしまった。どの話も粒ぞろい、満足の一冊。
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