14/05/29 01:27 (:本)
  ブックオフで500円で買ったでっかい画集

ファブリ研秀世界美術全集ってシリーズの『コロー、クールベ、ミレー、ターナー、』の巻。

コローとターナーといったら風景画、クールベは悲惨な現実をそのまま描いたリアリズムな絵のイメージ。
コンスタブルは初めて知った人ですが、風景画が得意なんですかね。
ターナーの霧や滲む空気に透けた光がキラキラ輝く風景画と違って、イギリスという土地の空気(ちょっと冷たくてどっしりした感じ)を表現してる印象でした。

コローとターナーを知ったのは、去年の観に行った竹内栖鳳(むっちゃ可愛い動物や雀を描く人)のおかげ。

彼が
『わしはコローが大好きだ。
今回何か一点でも買いたかったが高くて諦めた』
という感じの事をお話してたから。
(彼の絵はコローやターナーの影響も受けたらしいです)



もう私、去年から竹内栖鳳がむっちゃ好きすぎて困る。
生き物がいちいち可愛いんだよ、この人絶対乙女!
雀への愛が半端ない!


とりま、この本の縦30cmの大きさにひかれたのと、ターナーの画集が地味になかったり高かったりしたのもあって、嬉しかったです……。
ああ、これだからブックオフ行くのやめらんない。
でっかくて綺麗な絵の画集や写真集が普通に500円や200円でゴロゴロしてますから。

そして今現在パラパラ中。
でかいから見応えあって楽しいわ…と思いつつ、地味にミレーの絵の良さがいいなぁと感じたり。
茶色や暗い緑系色使いから、寂しさとか温かさがじわじわ感じるようなそんなん。
ミレーは『晩鐘』が好きです、今のところ。
本当にこの絵は鐘の音が静かに聞こえてきそうです。



(ダリがこの二人の足元には死んだ赤ん坊の棺があるって説を唱えたらしいです)


このシリーズで、あと三冊欲しくなった…っ。
エルグレコ+ベラスケス+ゴヤ+αと、モロー+ルドン+ムンク+α、フェルメール+レンブラント+ルーベンスの巻。

Amazon見たら、フェルメールの巻だけ他の巻に比べたらぶっちぎりで高い!
(ゴッホェ……)

フェルメール、日本人好きすぎ(あとレンブラントも)!

あと最近自分がフェルメール好きなのは、ドールハウスからお人形さんを眺めてる気分になるからだと気づきました。
うん、なんか色合い、家具、人、それが全部フェルメールって可愛らしい感じがします。

とりあえずモローの巻は絶対買います。
表紙の箱が『一角獣』だし、買わない訳がない。







ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー - Wikipedia
ja.m.wikipedia.org

ジャン=バティスト・カミーユ・コロー - Wikipedia
ja.m.wikipedia.org


ジャン=フランソワ・ミレー - Wikipedia
ja.m.wikipedia.org

竹内栖鳳 - Wikipedia
ja.m.wikipedia.org




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