話題:バイク


神田のバイク計画がほぼまとまった

スーパーカブもいいねって上から言えるバイクをまずは買おうかと(笑)

↑のモトクロスタイプのバイクが第一候補

ゴツゴツしたタイヤで野山を駆け巡るイメージ

勿論普通の舗装道路も難なくこなせるので、車で言えばジムニーみたいな感じだと思われますな

でこのタイプのバイクは250ccで、黒パレットの売却益とほぼ同額じゃないかと

ヘルメットや装備品、それから転けても体へのダメージを減らしてくれるような服を用意すれば、俺としてはすぐ乗れるかな、と

そこで、まずはB子にこういうのどう思う?と聞いてみたですよ

そしたら「いいんじゃないですか〜♪」って言ってくれて安心した

あとは車種を決めるだけとなった訳だが、バイク屋さんに妹を連れて行ったのが失敗だった

そのバイク屋さんでは何も問題はなかったのだが、帰りに寄った喫茶店で「仲間もいないのに独りで乗って何が楽しいの?」と厳しい意見を頂戴してしまった

確かに仲間はいない

高校時代でさえ原付に乗ってるの俺だけだったし

大人になったらみんな車に乗るようになって、乗ってもないのにバイクは卒業みたいな感覚でいるような

でも仲間を欲しいと思ったことはない

モータリゼーションに関しては自分だけ少し違う所にいるような気がするから


妹に何て反論しようか考える時間が長かったのかな、隣からチョンチョンと腕を突かれた

「珈琲冷めちゃいますよ」とB子

その言葉に促され、湯気がとっくに消えたただの黒い液体をすすった時に「独りで乗りに行って転けて怪我して、それが森の中だったらどうするつもり?」と妹に追い打ちをかけられた

加えて「お兄ちゃんは自業自得と思って諦められるかも知れないけど、残された私達はどうしたらいいの?」と、そういう事も考えなかった訳ではないが、今ここでそれを言われるとは思ってなかったもんで、ただ黙るしかなかった

ただ救いだったのは、チラ見した時のB子の目が笑っていたこと

この局面、何か裏があると感じた




取りあえず、だったらお前が嫁に行くまで乗らないと口を尖らせて言ってみた

すると妹は、そう言われるとは思ってなかったのだろう、少し困惑したような顔になった

この時、この子豚の魂胆が分かっちゃった

バイク屋さんでは、跨がってもいい用のバイクがいくつか並べてあったのですよ

妹は俺よりも多くのバイクに跨がってみてた

やっぱり血は争えないってやつ(?)

兄のあとを常についてくる妹

学業や専門分野では同じ道を辿って来なかったが、こういう文化は共有したがるのよ

でも妹は二輪の免許は取らないって言ったから、そこを突くと可哀相かなと思った俺は、B子に、お前免許取れ。塾長命令!と言ってみた

するとB子はフフフと笑って「了解です」と言った

次は妹に、B子ひとりで教習所に行かすの不安だからついて行ってやれよ、と言ってみた

すると妹は「私も免許取れってこと?」なんて聞いてきたから、乗る乗らないは別として、国家資格の1つとして取っておいてもいいんじゃないの?と言ってやると、「うーん」と少し考えて「わかった」と言った

これで一件落着



妹は、仲間がいないなら私がその仲間になってあげてもいいよってな事が言いたかったのだね

素直にそう言えなかったのは二輪免許は取らないと言ってしまったからで、でもバイクに実際触れてみたら楽しそうな世界だと思ったのだろう

兄がその世界に足を踏み入れなければ自分も知らない世界で済むところだったのに

すべては兄の責任と思いたい質だしね

そして俺も教習所に行こうかと

大型二輪の免許を取りに


これで、ここ数年停滞気味だった趣味の分野を広げられるような気がする

今は走行中に無線で会話ができるのよ

妹はこういうのをやりたいんじゃないかと思う

でもバイク3台買うとなると…

スーパーカブになっちゃうかも