祝・DVDレンタルデビュー!
2作目は「南極料理人」。
続きは個人的感想と成りますので、ネタバレ・個人的感想がお嫌いな方はバックプリィズで何卒です。
ЖЖЖ
うすうす勘付いて居りましたが、手前は矢張りDVDは向いて居ない氣がする……。
何が向いて居ないって、集中力の無さです。
そもそも、食い入るように絵を描いて居ても本を読んで居ても、又は余りの怠さに寝起きにうにゃうにゃしても、何の前触れも無くパッ!と家を出たり料理を始めたりし始めるのタチなのです……。
自分でも契機とスイッチが意味不明の行動です。
勿論それはDVD鑑賞にも遺憾無く発揮されます。
中座すんなよけんこー!
ちゃんと観ろよけんこー!
作品に対して失礼だろ!
葛藤です。
話題:映画感想
―――と、云う訳で中座もしまくりましたが「南極料理人」を鑑賞致しました。
敬愛する友人に「面白い映画は無いかい。好きな映画でも可」と手紙で尋ねたところ、こちらを挙げて呉れたので。
「キツツキと雨」がとても好みなハートフル映画だったのと、キャストが好みだったのとで借りてみました。
原作はエッセイだそうで、ストーリィは
「おっさん8人が南極でご飯を食べている」
だけの映画。
そう、それだけです(笑)。
それだけなのに、何とも柔らかくあたたかく、面白い映画でした。
2時間有るのにヤマは無く、只ゆるーく流れてゆく時間。
余りにゆるーく流れるので
「オマエラ仕事しろよ!何でいっつも遊んでんだよ!何でいっつも美味しいご飯食べてんだよ!何で毎晩バー(作中のドクターがアフター5で開くのです)で飲んでるんだよ!貴族か!」
と、(笑)で突っ込みたく成ります(笑)。
南極と云えば
・ペンギン!
・アザラシ!
・青い空!真っ白な大地!
・神秘のオーロラ!
とイメイヂ先行致しますが、こちらの作品には出て來ません。
それもその筈、南極の中の南極過ぎる舞台では、ペンギン・アザラシは疎かウィルスさえ生存出來無いそうで。
多少雑にしても、ウィルスが居ないので風邪も引かない、と云う世界は凄いなぁと感じ入りました。
・見渡す限りの真っ白な大地は拝めますが、美しい!と云うより「最果て」感が凄い
当たり前ですが何も無い
それどころか自分達以外の生命体が存在しない
……凄いなぁ
・8人の役者さんが皆さん芸達者で観て居て飽きません
インパクトに残るのは「堺・生瀬・豊原・高良」でしょうが、逆に控え目な約所にはイロモノ俳優陣を使うバランスが丁度好いです
がちゃがちゃしません
・兎に角ゆるーくハートフル
いざこざもごくごく小さなモノで、それさえおかしい
必要以上にべたつく訳でも無く、ゆる〜っと家族に成ってゆくおっさん8人に癒されます
・勿論メイン?のご飯もとても美味しそうです
お腹が空く人も居るかと
個人的には「あーん!美味しそう〜!」では無く「いいモン食ってんな」でしたが←
・ラスト長回しの「家族感」が良いですね
アドリブなのかな?
映画と云うか、おまけ映像みたいな感じでした
皆さん中盤から、髪も髭ももしゃー状態なのですが、堺さんは撫で肩な上に首が細い(寧ろ全体的に線が細い)ので、髪が伸びると遠目には女性のようです
それが髪を縛って割烹着を着てご飯準備って……物凄く「お母さん」!!!!
そんな惡ノリみたいな疑似家族映像はとてもほんわか面白いです
個人的な話ですが、手前は生まれて此の方「家族」や「家庭」に憧れた事が一度も有りません。
こちらの作品はおっさん8人がメインですが、同時に「家族愛」や「恋愛」も描かれて居る巧妙な作りでして。
最終的には「家族って素晴らしい」な感じなのですが、前述した通りの氣質な手前もさらりと観られました。
何と申しますか、全体的に全てのファクターが押し付けがましく無いのです。
それが凄くいいな、と。
何はともあれ、2時間黙々とがっついて、ラストのラスト
「美味い!」
でオチる見事なサゲ。
冗長さえも和む、そんな映画でしたとさ。
手前も燃え盛る肉を振り回しながら、雪原の大地を駆け回りたい……。
おしまい。
i-noさま
確かに!
ホラーが退屈だとぼんやりしてしまうかもですね(笑)。
手前は「ながら観」をするのが凄く嫌いなのですが、ながらどころか突然出掛けたりして居ますからもう訳が解りません(涙)。
自分の事なのに……(涙)!
肉の下りはですね、ステーキを焼こうとした料理人が、設備の関係で肉塊が焼けなくてですね。
おんもに出て油を塗って、ファイヤー!です(笑)。
それを暇なドクターに渡したら
「どうしよう……楽しい」
と、ドクターが燃え盛る肉を振り回しながら追いかけだすシーンが有るのです。
和みます(笑)。
基本ホラーしか借りないので…ほら、残念なのに行き当たる事のが多いんですよね。
たまに携帯片手にポカーンと見入るのもありますが。
しかし燃える肉を持って走り回るって一体どんなシチュなんだ(笑)