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無能組!の精一杯〜10月13日のこと後編〜






話題:旅行






呆然として居ても仕方無いので、旅行会社に鬼電をかけまくる組!。
返答に因って今後の行動が変わってくるので必死です。
(何故ならば組!には軍資金が無いからです←)



しかし繋がらない。
2人がかりでかけてもかけても繋がらない。
繋がらないので、とめこさんは宿泊予定だったお宿に連絡。事情が事情ですから、当日にも関わらずキャンセル料は発生しないようでした。
続けてレンタカーにも連絡をし、本日はゆけない旨も伝達完了。
ここでけんこーさんの電話が旅行会社に繋がります。

・返金は如何なるか
・このまま名古屋で1泊した場合、如何成るのか

この2点だけを先ずは確認……の予定が折り返しに。
既に電話を掛け始めてから1時間弱かかっているのですが……仕方無いのでまだまだ名古屋で足止めです。


組!に残された、目先の選択は2つ……ずばり
・ゆくか、ゆかぬか
Go or stayです。
予報的には14日からは何とか成りそうです。
そしてそもそも13日に予定は入れて居ないので、巻き返せる……かもしれない。
しかし朝イチの特急が動いて居るかと考えれば、これはかなり微妙なライン。
そしてそもそも名古屋駅付近のホテルが空いて居ない。
そして更に云えば、組!には軍資金が略……。
しかし名古屋までは來た、諦めるには略……。


「さっきの兄ちゃんに(明日のダイヤ状況)聞いたら何て云うかな……」
「あー、わかんないっすねーって云いそう」
「云うね。即答だね」
「将來有望な切れ味だったからね」
「あのまま『がんがんいこうぜ!』コマンドで成長して欲しいよね」


―――と、完全に現実逃避をし、件の青年駅員さんに「本日のMVP」を(勝手に)与え出す組!。
眼前で何本も東京行きの新幹線を見つめつつ、旅行会社からの返信を受け……決断、今回は帰る、と。



何度も挑んだ組!が熊野を諦めた瞬間でした。



決め手は矢張り、翌日のダイヤに確信が持てなかったことでした。
それに伴い
「お兄さんが書いてくれた魔法の切符」
の効力が、当日のみしか無いことです。
翌日が駄目だった場合、組!は名古屋→東京の新幹線代さえ捻出出來ないからです。
(とてもカワイソウ)




手前はホームにてネタ用の「天むすせんべい」を購入し、名古屋を後にしたのでした。
新幹線内では、今回の旅を氣にかけてくださって居たi-noさまとメィルをして居たので、酔わずに済みました。
とめこさんは只菅
「今日は帰りたくないの!」
と、云って居りました。
手前も同じ氣持ちでしたが、1時間程度の睡眠状況で更にオールし旅立つのは余りに現実的では無いので諭しました←
只菅しりとり(けんこーさんによる‘り’了り攻め)と、古今東西‘漫画雑誌’をしつつ電車に揺られ、13時半頃には東京に到着。
氣力の尽きた組!は券売機を探すのも面倒に成り、又しても有人改札に突撃です。
手持ちの切符を見せ
「これだけ有るんで、帰るための切符をください」
とお願いすると、何故か横にずれて待っていろ、の指示。
何故に東京駅でも足止め!帰りたいんだよぉぉ!と、悶々として居ると、何やら奥からぞろぞろと駅員さんが。
待つこと10分弱。
「じゃあこれ、改札で見せてください」
と、何故か複写書類を渡されました。



【組!は じもとえき までの 新幹線 の 便乗しょるい を てにいれた!】



… … 違 う ん で す 。


そう云う心算は毛頭無かったんです確かにお金も無いから新幹線は止めて在来線にしようとは思って居りましたが違うのですそんなふてぶてしく帰る心算は毛頭……毛頭……ッ!!!!
「襤褸は着てても心は錦」と「武士は食わねど高楊枝」をモットーに生きる我々ですが、何故か事故による新幹線便乗申請を上げたことに成って居りました……。



傷心な上に氣力もお金も無いので、有り難くタダで新幹線で帰りましたが(結局)。




新幹線内で
「幾つでもいいし、何処でもいいから車でゆけるとこを云ってみろ。連れてってやる」
と、聞くと
「……藤城清治の美術館」
と、答えたので、急遽那須旅行にプランを変更。
地元駅までとめこさんの母上に御迎えに來て頂き、車を奪って旅行会社へ。
返金申請をし、那須のパンフレットを片っ端からぶっこ抜いて、フードコートにて餃子(しかも200円)を2人で半ぶんこし乍ら宿泊施設を探す大人たち……。


生憎2人して赤不浄でしたので、風呂付きは必須。
しかもこの期に及んで
「ビュッフェは嫌。ご飯は持って來てほしい」
と、ビュッフェ嫌いの我が儘を2人して爆発させ、しかも予算は「一人15000円以内」と云う無茶苦茶な事を云い出す大人たち……。


候補が2つに絞れたところで、じゃらんさんで格安だった「ホテルフロラシオン那須」さんをその場で予約致しました。
しゃぶしゃぶ食べ放題やらハーフビュッフェやらのプランも有りましたが、迷わず一等高いコースプランにしましたよ……。
いや、それでも2人で24000円でしたから破格です。
ご飯を自分で取りに行くなんて嫌ですし(頑な)。



無事に予約も済んだので、手前の最寄り駅までとめこさんに送って頂きました。
道中、どしゃ降りですが珈琲館に寄り道をし、珈琲とホットケーキで数時間粘りました。

と「今回はやれることは全部やったよ……」
け「やったねぇ……」
と「だって、最初は予算が足りなくて断念したでしょ。で、それが復活したと思ったら、台風で、周りに散々止めろと云われたのに決行したでしょ。で、決行したら乗る筈の電車が運休したでしょ。それでも諦めずに1本前の電車を勝ち取ったでしょ。……で、最終的には完膚無き迄に断ち切られた、と……」
け「遠回しに云っても聞かないから、直球でフラれた感じだね(笑)」
と「そうそう(笑)。やんわり断ってもわかんないから『はっきり云うけどさ、迷惑なんだよね』て云われた感じ」

等と話して居りましたが、氣付いたら「センスのいい名前とは」をテェマにディスカッションを始めて居り、又しても22時30分過ぎて居りました。



組!がバカヤロウ過ぎて掛ける言葉も見付からない。


23時頃に最寄り駅に着き、なんやかんやで矢張り就寝は深夜に成ってしまったのは、云う迄も御座いませぬ←




―――こうして、熊野への道は断たれ、怒濤の連休初日は静かに終わったのでした。







続く。












無能組!の精一杯〜10月13日のこと前編〜






話題:旅行






取り敢えず、如何したらヨイのか解らなかったので、とめこさんに御電話。
……数年ぶり位に電話をしたような氣が致します。


「今、かけようと思ってた」らしいとめこさんに、状況確認からスタートです。
(旅行会社とのやり取りも書類も、全て彼女が管理しているので……)


要約すると
・今の儘だと和歌山には辿り着けない
・しかし今回キャンセルした場合、払い戻し等が如何成るのかは明記されて居ない
と、云うことらしいです。
時間が時間ですから問い合わせる訳にもゆかず、かと云ってだらだらするには時間も無い。何故ならば7時半前には新幹線に乗り込むから←
悩む時間も考える時間も、組!には無いのです……!
「みどりの窓口が6時から」だと云うので「待ち合わせを1時間繰り上げよう。取り敢えず、駅にはゆく!」と、けんこーは決断。
4時45分に起床、5時58分着辺りの電車に乗り込み、無事とめこさんと合流です。


本來乗りたかった、運休1本前の自由席に変えられないかと窓口で相談するも
「それは無理なので、こちらの切符を持って旅行会社から返金手続きを……」
との事。
しかし諦めたらそこで試合終了ですから
「じゃあ自由席、空いてますか?今、買います」
と、交渉開始。
4時間近くかかる特急ですから、組!財布の中身(二万円ちょっと)がふっ飛ぶ覚悟でしたが、何と一人三千円ちょっと!
金額に安心し
「と、云うか、指定席でキャンセル出て居ませんか!?」
と尋ねると、さも当然のように「有りますよー」。



【組! は しんぐう への きっぷ を てにいれた!】



…………勝った!!




これで理想通り早めの午後に新宮到着、直ぐ様車を借りて宿に引き籠れば、最惡の状況は凌げます。
改めて打ち合わせをする為に、駅前のマックに移動。
当初の予定より早い、6時37分の新幹線に乗る為に手短に行動の復習(+けんこーさんはトイレで化粧←)。
一連の流れを確認し、新幹線で東京駅へ。
東京駅では駅弁を購入し、一服し終わったところで名古屋への新幹線が到着。



……無駄が無い。
流れるような行動。
今日の組!は一味違う、何か持っているぞ……!



駅弁を食べつつ名古屋での乗り換え口を確認。
何故ならば、乗り換えに使える時間が5分程度しか無いぎりぎりっぷりだからです。
慣れない名古屋駅での、荷物を担いでの移動……。
組!の命運はここで決まる、と云っても差し支え無い大一番です。
調べてみると、北乗り換え口を通るらしい。
最寄りの階段に停まる車両を調べると、7号車。




組!が乗っている車両、
それは7号車!!
しかも先頭席!!




キタ――(・∀・)――!!




これは持っています。
確実に持っています。
寧ろ呼ばれている。
組!は熊野の神様に呼ばれている(確信)!!





安心したのか、あっと云う間に寝落ちるとめこさん。
いつもは嘔吐に苦しむ手前も多少うつらうつらして居たので、吐かずに済みました。
(睡魔って偉大ですね)




到着5分前には荷物をまとめ、ドアの前でスタンバイする組!。
愈々勝負の時です。
車両が停まる直前に、降りるべき階段を確認。
扉の開きと同時に飛び出すとめこさん。
先頭を切って階段を降りる組!。
キョロキョロと辺りを見回すとめこさん、北乗り換え口を発見!ついてゆくけんこーさん!
そして今、スタンバイして居た切符を改札に通し……









ぴんぽーん


ぴんぽーん









閉まった――――!!
とめこさん、改札口に阻まれた――――!!!
有人改札に居た、学生さんのようにとぅるんとぅるんした駅員さんに切符を見せ、
「通れないんです!」
と、詰め寄ると……

「あ、新宮いけません」
「は?」
「運休なんで」
「運休の1本前の切符なんですけど……!」



「あぁ、これも運休に成ったんで。さっき」





…………





………………








がちでフリーズし、返事も出來無いとめこさんから
「ちょっとすみません」
と、切符を毟り取る、とぅるんとぅるんの青年駅員さん(眉毛が鋭角)。
何やらサラサラーっと書き


「はい、じゃあ自由席だけどコレで東京帰って」



…………



まさかの「東京帰れ」。
オブラート零で「Go、home」発言を頂く組!。
兄ちゃん、クールだな!
若さって勢いだな!
「必要だったらこれで……」とか無いんですね!
まさか駅員さんに今後の行動を断定されようとは!
……とめこさんは相変わらずフリーズして居りましたが、組!の後ろには長蛇の列が出來て居た為、彼女を引き摺って待合室へ移動。




待合室は人で溢れ返って居りました。
重たい名古屋の空からは、いつの間にやら雨が降りだして居りました。







続く。












無能組!の旅前夜〜10月12日のこと〜







話題:旅行計画








先述した通り旅行前日にも関わらず、仕事後のとめこさんとお逢いして居りました。
16時30分頃のお迎えです。



***




6時45分からお仕事だった彼女、
「(眠氣)大丈夫?」
と、聞くと
「大丈夫、仕事中寝たから」

…………?

「寝たの?」
「うん、今日は寝ようって決めてたから!」
「仕事中に?」
「仕事中に」

…………??

「……ごめん、ちょっと意味が解らない。結果として寝た、じゃなくて、寝るって決めてたの?」
「決めてたね。そして寝たね、トータル3時間くらい」


………………???


意味が解らない手前がオカシイのでせうか……。
曰く
「あー、今日は電車の中で寝よう!と決めるような感覚」
らしいです。
……うむ、全くわからん。




***




執筆はしませぬが、今回も個室居酒屋に成りました。
相変わらず職場の空氣が惡いらしい彼女は
「これはもう革命だよ!革命が起きちゃうよ!」
等と、(又しても)訳の解らぬことを云って居りました。
(抑圧され過ぎ→負のオーラが渦巻いている→フランス革命が今にも起きそう、の意味らしいです)
しかし原稿はあがって居るので、だらだらと喋り倒しました。
主にはいきゅーと仕事とあらしの話なので、代わり映えは御座いませぬ←


その後原稿の頁を合わせ、近くのコンビニでコピー。
場所をコメダに移し、公の場ですが黙々と製本スタート。
……羞ぢらいとかそう云う概念は何処かの角に落として來ました(二人揃って)。

「今回は自信作だよ〜。久し振りに満足の出來だよ〜」
と、うっざいどや顔で宣言されたのですが(勿論「キモチワルさ」に於いてです)、縮小コピーをしたら薄まってしまい、露骨に不満そうな顔に一変するとめこさん。
「ひゃー!て感じが無くなった。つまらん」
との事。
「次回はもっと百合ッぽい感じでキモくいく!」
と、誓って居りました。
彼女は何を如何して何処へゆきたいのか……。




***




製本を終えてにやにやして居る間に、あっと云う間に21時半過ぎに。
「最後の1本」と、煙草に火を点けた筈が、そこからとめこさんの
「人生やり直すなら〜」
のif話に突入(頭ワルイ)。
取り敢えず、「やり直すなら演劇部には入らない!」そうです。
演劇部→演劇専門学校→乙女ゲーとの出会い→ヲタをぶり返して拗らせる
の、ルートを回避する為には部活選択が重要らしい。
激しくディスカッションした結果、吹奏楽部に入る、と云うのが必要ミッションだったモヨウです。



……と、云うか何故激しくディスカッションして居るのでせうか。
案の定、閉店間際の23時解散に成って居るし……!
組!、バカヤロウ過ぎる。
翌日の7時には又会うのに(つまり朝が早いのに)バカヤロウ過ぎる。カップルか!




***




とめこさんを送り届け帰宅すると、当然零時近く。
顔を洗って歯を磨き終わったところで一通のメィルが届きました。
送り主は矢張りとめこさん。
メィルを開いてみると……



2014/10/13/00:07
from:とめこ
sub:悲報

ちなみにうちらが乗るのは5号…
判断早すぎだろー!!








…………




………………






―――こうして、組!の戦いは始まったのです。




続く。








結果、無駄口吐いてばかり





今晩和、けんこーです。
寒暖差の大きな季節に成って參りましたが、皆さま如何お過ごしでしょうか。
手前はがっつりと風邪を振り返しました。
胸が苦しい!咳が止まらん!な、状態です……。
しかも先の台風で、大好きな金木犀が堪能の間も無く散って居ることにも氣付き、尚更がっかりであります。




***




13日〜の旅行日記が巨編過ぎて収拾がつかなくなってしまったので、一旦連投させて頂きます。
個人的な日記、と云うしょーも無い代物ばかりで、申し訳御座いませぬ。


(´・ω・`)


そしてそんな状態にも関わらず、拍手ぱちぱち有難う御座います!
御縁が有ったら又、是非。




***








味氣無いので、旅先で撮ったドール写真をぺたりしておきます。
桃ちゃんとダンボさんです。
コジャレた上に仲良しそうに撮れました(笑)。




ではでは。







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