〜波間のクラゲ〜
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2014/2/24 Mon 16:12
沖縄に行くならVol.10

話題:沖縄

シリーズ??
沖縄に行くなら

まずは、10稿目

『沖縄に行くなら、
ちょっとコチラも
どーですか?』
の意でね、
気が向いたタイミングで気が向いたコトを
ランダムにお送りしております…



仲井真知事が
県民を裏切り
(日米政府の圧力に屈して)
名護市長選では
稲嶺市長が再選された
沖縄

今回 Vol.10の
沖縄に行くなら
では
ずっと前から書きそびれていた

【伊江島】

してみよーかな。

伊江島へは
本島からごと
フェリーで渡れる。

朝便に乗って行って
島を散策後、
夕方に帰って来られるので
気楽に日帰りで
ちょこっと離島周遊が出来る。

ちょうど
美ら海水族館の向かい辺りに浮かぶ
麦ワラ帽みたいなシルエットの島。

島の真ん中に
城山(グスクヤマ)があって、
後は割と平坦。

城山は『タッチュー』
とも呼ばれ、
山頂に登ると360゜ビューが
素晴らしい

それほど高くない山だけど
貧血のワタシはゼーハー
息が上がる。

『吐きそう…』
とか思った頃
この360゜パノラマが迎えてくれる。

『頑張って登って良かった〜
って間違いなく感動する。

この島に攻め入ろうとする敵に、
山頂から岩を投げて撃退した、という言い伝えの
"巨人"の足跡が山頂にある。

それから
書籍『沖縄の太陽物語』に書かれている
主人公の少女が登頂した記念も標されている。

『沖縄の太陽物語』とは
アメリカ軍による土地の強制収用や
悪化する戦況に巻き込まれてゆく伊江島の苦しみを知り、
本土の少女がたった独りで
島民にお手紙を書いて励ましたり、
アメリカに英文で直訴したり、
という支援を始め、
島民ひいては県民の希望の光になって行った、という実話を記した
故・大西照雄さんの著書
(=大西さんは2013年6月に他界)

たっぷり深呼吸して
景色を目に焼き付け
気が済んだら下山。

下山すると
更にご褒美が待っている

ひと汗かいた後のコレ。
めっさ美味しいからね
伊江島には
ピーナッツや
タバコの葉などの畑が広がっていて
このアイスは
伊江島のピーナッツを使用。

湧出(ワジー)という湧水ポイントも絶景で
湧水を使った
炭酸水やお酒も
伊江港売店にある。

昔は
島民もアメリカ軍も
この湧水を利用していたそうだけど、
今は地下ダムも出来ている。


のどかで小さな島だけど、
今も米軍の飛行場があって
パラシュート降下訓練や攻撃訓練が行われていたり、
オスプレイが頭上を飛んだりしている。
年に1万回の
米軍機(オスプレイ・ヘリ含む)
低空飛行訓練が行われ、
60%が夜間訓練である。

戦争の生々しさや
歴史が学べる所も
沢山ある。

【命どぅ宝の家】
(ぬちどぅたからのいえ)や
【ニャティヤ洞】

慰霊塔や
弾痕の残るコンクリート塀(公設質屋跡)…

去年、舞台にもなった
『木の上の軍隊』。
終戦を知らずに
2年もの間、
2人の兵士が木の上に身を隠して過ごした、という実話。
この時の木が実際に残っている。

がじゅまるの木なんだけど、
『ココに2年
と、
とても信じ難い気持ちで見上げる。

そこまでウッソウとは
葉も茂ってはいないし
一体どんな…と、
戦争というモノの恐怖や
兵士達の苦労を思う。

(舞台のパンフ)

(実際のがじゅまる)


あっという間に、
帰りの出港の時間になる。

とっても
充実した1日が過ごせるのだ


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