話題:妄想を語ろう
奥様A「あら、お久し振り」
奥様B「あらぁ どうも」
奥様A・B「会う時はよく会うのに会わなくなると随分会わなくなるものねぇ」
ひとしきり言葉を交わし
溜め息
互いの溜め息を聞き逃す訳もなく
奥様A「アナタのご主人バッファローでしたっけ?」
奥様B「ええ‥。奥様の所はユニコーン?」
ひっそり確認し合い、頷く
奥様B「あら。ご主人ユニコーンなら悩みはないんじゃないの?」
奥様A「冗談じゃないわよ‥無意識に処女をみつけてついて行くのよ?習性だからってやっぱり嫌なものよ」
奥様B 「でも別に忠誠を誓いあった仲なら間違いなんか起こらないでしょ?」
その言葉に ふん、と鼻を鳴らし
奥様A「でも主人の好みって見れば分かるのよ!例え処女でも選り好みしているんだわ‥それより何が不満なのよ?」
奥様B「あーうちねぇ‥兎に角、彼の体重が増えちゃって増えちゃって‥」
奥様A 「あら、家入れるの」
盛大に溜め息を吐いて 一言
奥様B「‥別荘」
奥様A 「!!」
奥様B「自宅横の空き地買い取って、彼の小屋作ったのよー!彼の存在でいっぱいいっぱいよ‥食費もキッツイのよね」
彼女の手には車のキー
大量に食品を買いに行くのだろう
奥様C「なに!誰かと思ったら!」
奥様A・B「ご主人巨人!!の奥様!」
奥様C「やだ、なになに怖いなんなの」
奥様B「どうも〜ご主人元気?」
奥様C「あー最近怪我でね、ロボ化したの」
奥様A「え?やだ便利!」
奥様C「それがねぇ‥元々の巨大さプラス重量も増したから、専ら外」
奥様A・B「外?」
奥様C「しかも怪我の補助の為に充電式で‥まぁ楽は楽なんだけどスゴく電気食うの」
あーそう、どこも大変ね