20/01/18 00:19 (:単発/妄想(ジャンル無節操))
気が合うふたり〈ボノレノフ〉
話題:妄想を語ろう
真っ暗な部屋
ぼそり ぼそり
未知の言葉で語るふたり
「おい、メシ行くか‥」
フィンクスの声に反応し
闇に浮かぶ瞳 2人分
「ああ。今行く」
ボソリ呟くボノレノフ
そのまま闇に溶ける ふたり
街 レストラン内
「お前ら暗闇ン中で何してんだよ」
「別に。ただ語り合う内に夜になるだけだ」
「何だよ‥お前ら、お前らそういう仲か!」
盛り上がるフィンクス
「未知の世界の話だ、それだけ。」
「ああそうか、そりゃそうだよな」
不貞腐れるフィンクス
ボノレノフが返す言葉は決まってこれ
「‥で、嬢ちゃんはこねぇのか」
レストランには
フィンクスとボノレノフのふたりだけ
「折角色々聞こうとしたのによ‥」
今回のアジト待機組
フィンクス、ボノレノフ、新人
「妙な勘繰りは止めてくれ」
お土産を注文するボノレノフ
「彼女の分ねぇ‥はー!羨ましい」
軽口を無視して飲む酒
彼女も 一緒に飲めたらいいのだが‥
彼女は暗闇で星を数える
星の数ほど存在する
未知の民族について想いを馳せる
「彼女は遠くを見つめている」
俺は ただ追うだけだ
:0
* ←
↑
→ #
[top]
-エムブロ-