生と死


今朝会社の
駐車場の隅で
日向ゴッコをしてるかの様に
横たわる猫を見つけた


本当に眠ってるかの様で…・・・


近づいても逃げず
無反応…


最初近づいて見た時に
目が開いてた気がしたんだけど…


ボクの錯覚だったんだろうか…


流石に触れなかった…


靴先でつついた


柔らかいはずの身体は
悲しくも硬かった…


そんな事しなくても
理解は直ぐにしたけど
不思議だった…


目立った外傷も無く
綺麗だった…


ボクには綺麗に見えた…


何故死んだ?


原因が知りたかった…


暫く見詰めてた
生きてるんじゃ無いかと…


あの時と状況は似てる
まだ…・・・


理解はしてるんだ…
ただA信じられなかった…


暫くして
猫の遺体は
保健所に引き取られて行きました…


まだ生きてるんじゃ無いかと
まだボク思ってる…・・・


あの姿が離れられない…