とある客先で不良が出たんだって


んで


「対策に写真を撮るから協力して欲しいんだけど…」


ってH係長様


班長に尋ね


「写真?」


「手元だけ写したんだけど…俺ひとりじゃ撮れんからさ」


「皆手はグローブだから(笑)」


「出来れば綺麗な手が良いな(笑)」


「やぃA白魚の手かん(笑)」


「そぅA白魚(笑)」


「白魚は…ちょっと…んなら若い子にしときん」


こんな会話を聞きながら…


ふーん…
グローブじゃねぇーぞ?


なんて手を見つめてた


「若いのは話聞いとらんじゃん?」


「はぃι?」


「写真撮るの手伝って」


「えぇιあっはぃ…」


渋々ついてって
言われるがままに
手先を動かして差し上げました


撮影の間
H係長様は…
ボクの真後ろで
デシカメを構えてる恰好に…・・・


首の横から
腕が出てて…


微妙に恐ろしかったι


ちょぃ…
恐ろしい想像してました(爆)


後に出来上がった
写真と書類を見せて貰った


「羊さんバッチグー」


「あっそぅですか」


「ちょっと修正したけどね(笑)」


「はっι?」


これの何処に修正する…
部分が…?


「明るくしただけだよι」


紛らわしいてι


その書類を貰った
内職担当Kさんが
書類をペラAしながら


「誰の手かって聞いたら羊ちゃんの手だってね。可愛く写っとるね(笑)一生涯残るからね」


そんだけ言って去って行った


冷やかし…か…?


ボクの手はね…
主婦には劣るけど…
それなりに傷だらけよ?


後…
同性の手じゃ無いとか…ι


猫君が
よく噛んでくださるもので


それ以外はあんたりかι
たまにタコ出来るけど…
皮剥けるけど…
水膨れ出来るど…
火傷するけど…・・・


まぁ…
生きた証になんなら
傷だらけでも良いんだよ


その一つ一つが
そぅ…
思い出だかんね


だから…
猫君には沢山噛んで頂くのよ


彼を忘れない為に…・・・


そんな傷があっても良いよね


傷付く事を躊躇わない…


喜んでm(_ _)m