Sat
ドッペルゲンガーライフ





何者に
追われている?

自分自身

それは影のように
亡霊のように

自分から抜け出せない運命
誰から逃げても、自分は永久の追跡者

逃げようなんて思っても
自分を追ってくる自分が現在過去未来・・・。

影武者のように
憑いてくるならば
いっそ受け入れて
わざと死んでみせよう・・・。

鏡の中の自分が笑うならば
こっちはいっそ睨んでみよう

そんな事できっこないけれど
少しは自分とは違う自分を演じて見せれば
自分を笑ってやれる気がするから

どうしようもない自分からは誰も逃げられないから
どうしようもない自分を飼い慣らすしかない
どうしようもない自分が前向きになっても
どうしようもない自分はきっと彷徨う運命

だからどうしようもないそんな自分が嫌でも
呆れて笑ってやるしか方法はない


自分は永遠のドッペルゲンガー

切っても切れない死ぬまで一緒。


どうしようもない自分
だけどどうしようもなく愛しい
どうしようもない人間だとしても
どうしようもない程足掻いて喚いて


どうしようもない程
ずっと叫んでやれ・・・。



やがて
僕は僕に勝てる・・・。


拝啓 もう一人の僕へ






こんな独り芝居はいかが?












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