ばあちゃんが亡くなったと父からの電話。

もう会ってお話すること、できない。

苦しまずに、眠るように息を引き取れたのかな。

老衰し、寝てばかりになってから私の足は向かなかった。

大好きなばあちゃんだから、弱っていくのが見れなかった。

こりゃ、なくなったら絶対後悔の嵐だなと思ったけど、結局こんな結果。

泣かずにおばあちゃん見れるかな。ありがとうが言えるかな。

おばあちゃんと暮らした2年間が私にとって一番の思いでで、私が一番幸せで、私が一番帰りたい時間。

小さな庭付きの団地の一階がおばあちゃん、二階が私、何故か途中から父も参入。

喧嘩もしたし、作ったカレーを全部庭に埋められたこともあったな(笑)台所中に米をまき散らしてたり、水浸しにしてたり。気性が荒いおばあちゃんに振り回されたな。

でも二人で煎茶とお菓子で庭を見ながらお茶する時間は何より楽しかった。
二人で花の苗を買いに行って、庭のあちこちに植えて楽しんだ。

ばあちゃんがは自由に私を生きさせてくれた。
ばあちゃんはいつでも良きアドバイスをくれた。
ばあちゃんは、ばあちゃんとの時間は、、、

もうないんだな。

ばあちゃん。働くお母ちゃんの変わりに私を育ててくれてありがとう。
茶碗蒸しの味付け、ちゃんと聞いとけばよかったよ。

人はいつか死ぬ。完全じゃないから。
私だって死ぬ。病気だしね。
周りで大切な人が一人づついなくなっていく最近。
だからかな。自分の死について考えるの。

いかん。生きねば!!