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2010.1.8 20:09 [Fri]
2009本


吉里吉里人 井上ひさし
日本SF大賞受賞の全三巻 長門有希の100冊
ズーズー弁にルビを振ってる 作者の幅広い範囲にわたる博学っぷり 主人公がまるでだめな中年 失神免疫力のある古橋健二


たったひとつの冴えたやり方 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
長門有希の100冊 表紙のデザインがきれい 脳内に寄生する宇宙生物 結末が少々読めちゃった


夏の庭 湯本香樹実
泣いた‥ 読みやすく空気を感じられるお話 登場人物がみんないい子 親しい人に読ませたい


グランド・フィナーレ 阿部和重
芥川賞受賞作のようです 長門有希の本棚にある一冊 ロリコンと少女愛 有希がこれを読んだのね


ゲーデルの哲学 高橋昌一郎
長門有希の100冊 古泉の考え方の軸? 彼の言うことの真理はここから来ているのだろうか


裁判長!ここは懲役4年でどうすか 北尾トロ
著者の挿し絵がシュール 裁判傍聴のなんたるかが初心者にも分かり易いです でも北尾さんこのシリーズで本出しすぎでは


名探偵の掟 東野圭吾
長門有希の100冊 初東野作品 ミステリでの「お約束」がぎっしり面白い ドラマはハズレ‥


人間失格 太宰治
最初から最後まで一定の暗さを保ちつづけます


風が強く吹いている 三浦しをん
月魚のしめった感じが好きだけどこちらは爽やかでまさに青春! やっぱり三浦しをんの少年は夢がつまっております 映画はどんなかな


きらきらひかる 江國香織
ゲイとアル中の夫婦 なんとなくおしゃれな感じ


まほろ駅前多田便利軒 三浦しをん
読みやすくて面白かった フットワークの軽い多田さん 目次のデザインがとても可愛い


海馬‐脳は疲れない‐ 糸井重里 池谷裕二
春日おすすめの本 二人の対談によって脳の実力が明らかに やる気が湧いてきます


こころ 夏目漱石
高校の教科書が初対面 石川旅行中に読みました たしかにちょっと怪しい


生きてるだけで、愛。 本谷有希子
奇抜で強気な女の子 でも中身はぐらぐらでネガティブ 感情移入というよりも愛着


パレード 吉田修一
最後本当に怖い‥!人間はとんでもない生きものです


三四郎はそれから門を出た 三浦しをん
活字中毒な三浦さんが選ぶ好きな本たちの紹介 装丁がものすごく可愛い


世界の終わりとハードボイルドワンダーランド 村上春樹
全二巻 村上作品の中で一番面白いのがこれと聞いて 白昼夢のようでリアル


この世でいちばん大事なカネの話 西原理恵子
装丁もカラフルで小さい子でも読めるようにルビ付き でも内容はわりとダーク 西原さんは強いなあ


十角館の殺人 綾辻行人
長門有希の100冊 有名ミステリ作家の名前がポンポン出てきてドキドキします


月光ゲーム 有栖川有栖
主人公も有栖川有栖 終盤挟み込まれる「読者への挑戦」に興奮!


多読術 松岡正剛
とんでもない読書量を誇る松岡氏 2009年読み納めに相応しい本でした



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