先日は大好きなお姉さん方とお茶をした。一緒にいて居心地がいいなと思うところは自分の考えを教えてくれながらも一定以上はそういう考えもあるよねと押し付けにならないところ。スタートが中身を知っているからという部分もあれどそういった距離感で接してくれる人は貴重だ。曖昧でもいいのだ。そろそろ0か10かの人間を辞めたいと強く思う。



何度目かわからないどろっとした嫌な感じ。傲慢な人間だなとか自分のことを棚にあげて考えながら煙草を吸う。くすんだ空気が喉を焼き付けてヒリヒリしながら声を殺してぐっと両足に力を込める。優しさと甘やかすは違う。吐き違えてはいけないよ。ただ流されるままに過ごした時間は思い出すことさえ忘れてしまうよ。



「好きなの?」と尋ねられたら「好きだよ」と答える程度には好きだし、「最近何かあった?」と聞かれたら「何もないよ」と返すくらいの日常だ。

何が幸せか、何が愛かなんて想像しているよりももっと曖昧でいいもので、こういうだらっとした日々がずっと続いていくといい。