夏休み課題で出た「新作十編の詩を書く」という終わりのみえない作業に対して、泣き言をつぶやいたら、
「仕方ないよ、言葉を出産しているんだからしんどくて正解」
みたいなことを返されて納得しました。あと三人も産むのはちとつらいけど。



その言葉と同時に思い出したのが、吉野弘の書いた『I was born』という作品。ネットで検索すればwikiでも何でも出てくる世界なので本文は割愛。教科書にも載っているようなので、もしかしたら読んだことある方もいるのかな。

母のほっそりとした喉元に詰まる自分。蜉蝣の傾向摂取に向いていない口。卵。そして、うまれるーー




能動的に、いきることをしたい。
そんな夏のおわりです。