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ゆるす以上愛してる未満

何となく寝たくなくて、結局明日もあるのに起きている。
本当は眠気もあるし、寝るに越したことはないけど、明日がくるのが無意識にこわい。

焦燥感と罪悪感、あと少しの何かに攻め立てられてて、つかめない左手を見つめるだけの夢を毎晩繰り返し見ているのだ。

しあわせのうた

「自分の元に返ってくるとわかっているものに関しては、わかっていれば怖くも痛くもないんだって」

考えが五周半くらい回れば、大抵のことは許せてしまう。
これは呪いなのかわからないけど、きっと私の愛して止まない人が「愛は許すことだ」と語っていたからに過ぎないのだと思う。
本当の私なんて、瞬間湯沸かし器に近いくらい腑が煮えくりかえることのが多いし、ちっとも理想としてきた大人になんかなれやしない。
年々、日々、驚くほど幼児退行を繰り返して、呆れるくらいさめざめと泣いては目が覚めている。



足りないシナプスを何本つなぎあわせたら、きちんと向き合って考えることができるのだろうか。

思いやり、だなんて陳腐な言葉で誤魔化したって、本当は許せていないことも伝わっているのでしょう。
大きなブーメランを投げつけて自分に突き刺す遊びは、いつだって私を正しく正確に突き抜けてくれる。
それを優しさと捉えているあたり、自分のことしか愛せないという誰かの声は想像している以上に深くまで心の奥に刻み込まれているのかもしれない。












"瞳を閉じればあなたが
瞼の裏にいることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとってわたしも
そうでありたい"
(レミオロメン/3月9日)

"こんな気持ちを知っただけでも
しあわせだと言えるのだろう
胸は爛れ締め付けられても
どうか恋を咎めないで
せめてきちんと眠りにつかせて"
(ポルノグラフィティ/うたかた)



様々なラブソングが世の中にはあって、その分だけ物語が存在して。

これが誰かのうたなのだとしたら、私は私自身を愛してやらなくてはならないのだ。
自分を愛せなければ、誰も好きになぞなってくれないのでしょう。























だから、せめて願わくば、平穏な一日の中で、少しでもあなたのことを忘れて、あなたは私のことを一生忘れなくなるしあわせな呪いの上で、勝手に傷ついて勝手に死んでくださいね。
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