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おやすみなさいは言わないままで

常に体調は悪いタイプの人間なのですが、近頃いつにも増してぐんぐん悪化していくものだから、ぼんやりと血の味がする唾液を飲み込みながら紫煙をくゆらせる。

ぐるぐると回る視界と、精神的に求める食欲、ついでに火照った身体は鳴り止まない頭痛と止まらない咳を伴って、ギシギシと筋肉を軋ませる。
救われない時には、すがるように言葉を書いては消して、書いては消してを繰り返す。本当に痛いのはどこなのか、わからなくなるから、そのうちぷつりと微睡むことができるからいい。結局のところ、しあわせになろうよ、がひどくこわくてしかたないのだ。

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