スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

なかないで、と夢の中で

酷く無気力な状態が続いていて、毎日毎日だいたい泣いて起きるくらいには慢性的な辛さが続いていて、明日も頑張らなきゃいけないな頑張らなきゃなと誤魔化し誤魔化しで過ごしている。

与えるのが愛ならすべては愛で満ち溢れているから、わたしたちはやさしい生き物なのだろう。
静かに流れていく脈絡のない戯れはとても心地よくて反吐が出そうだ。













とまらないもの、とめたいもの、とめなきゃいけないもの。

選択を迫られている訳じゃないのにめまぐるしく世界は急かされてぐるぐるしていく。
許してあげるから痛めつけてほしい。
シナプスすら正常に働かない私を裁断機で切り捨ててくれ。
強さはなくとも次会える時に笑えるくらいには生きていきたいよ。

痛いのが気持ち良くて、限りなく終わりに近いあの瞬間だけを求めているから「もうやめて」がいつまで経っても言えない。
誰かと過ごした次の日の夜はどれだけ積み重ねてもさみしくてさみしくて、名残を求めて無性に悲しくなる。
そんな資格なんてないのに。









買い物に付き合ってもらい、仕事用の服を買って、二人でソフトクリームを食べて、どうでもいい大して面白くもない映画をぼんやりと観て、おしゃれなバーで少し飲んでから水タバコを吸う。
そのまま閉店間際のマックに立ち寄ってどうでもいい話をしながらポテトを買って家に帰って、一緒にひとつの布団で身を寄せ合って寝て、起き抜けにタバコを吸い、ご飯を作ってのんびりテレビを観ながら食べる。

他人から見たらどう映るのかなんてのは、とっくの昔にどうでも良くなった。
お互いに違う人を見ているもんだから心地良く甘えられてさみしさを埋めようとする。
それでも一向に埋まりそうもないのは、やさしくできなくてちゃんと立てないでいるからだ。
おわりがないからはじまりもない。
そう望んできたのは自分なのに。













「人はずっと一緒にいられないなんて、そんなルール、守らないから」という君は一体何があったのだろう。

好きな人でもできたのか、悲しいことでもあったのか。
尋ねることすら許されないから残酷だ。


少なくとも悲しまないように祈れる分だけ祈るから、指先のぬくもりを交換するために私とキスしてたまに笑ってほしい
前の記事へ 次の記事へ