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わけあってイン・マイガール

ある程度の覚悟はできていたけれど、社会も小さな箱庭なのだと感じた。
住み心地を決めるのはどう足掻いたって自身に決まっている。
決まっているからこそ、どうしようもないことなのであって、それでも生きていかなきゃいけない。





いつまでも学生気分じゃいられないのにな、と思いながら我が振りを反省する。
決して完璧ではなくても、ある程度は広い視野を持てばできるはずなのだ。
周りがどうであろうとそこには関係ないので、どんなに大勢が分担することがなかろうが、公共的に考えてどうだろうが、そこはしっかりと見極めていきたい次第である。










「もういっそさ」
「なに」
「わたしたち付き合っちゃう?」
「絶対ないでしょ」
「知ってた」
「だって上手くいく訳ないんだから無理だよ」
「好きな人いるしねぇ」
「そうそう」
「そももそ幸せになろうとしてないんだもんね」
「そうだよ」
「幸せなんてなれるはずもないもんね」
「なれたら苦労しないし、世間が求める幸せでなれたらとっくに幸せだよなぁ」



ここ最近、何故かめちゃめちゃ傷の舐めあいの延長でよく一緒にいる。
お互いにとって都合のいい関係だからか、はたまたなんとなくさみしいからなのか、餌付けのようにご飯を作って食卓を共にして、ベランダで煙草を吸って、狭いベッドで無意識にはぐれないように手を繋いで寝てを繰り返している。

それがいいことなのか悪いことなのかで考えたらきっと悪いことなんだろうけど、落ちるところまで落ちていけばいつかは陽の目を見るかもしれないなと考えてしまう辺り、おおよそ間違いなのだろう。



好きな人が自分のことを好きになってくれることが何故こんなにも難しくてつらいことなのか、一回解説をご教授願いたいです神様。
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