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天井鏡をみて

「さよならを言うことは、少しだけ死ぬことだ」
こういうキャッチコピーは鼻につくけど嫌いになれない。むしろ、書きたい。





やさしくなりたい訳じゃなくて誰かにやさしくされたいだけだった。甘えるのが苦手だ。やさしくされるのも苦手だ。突き放して、思いっきり階段のてっぺんから背中を押すように。痛いのが好きなのは世界からこぼれてしまうんじゃないかと不安になって存在証明をしたいから。甘えることは格好良くない。ついでに、甘えられたら甘えたくない。なのに、ただ何も言わずにぎゅっと抱き締めて頭を撫でて「大丈夫だよ」と言ってくれる人が欲しい。どっか壊れてるね、本当に。


どんなにつらくてもかなしくてしにたくても生きているかぎりは詩を書こうと思った。誰にも負けたくない。世界がわたしになればいいのに。

とっておきの呪文

大阪に行ってきました。
三月以来会っていなかった友人や妹と同い年のブロガー男子に会って楽しい時間を過ごしました。

相変わらず友人二人は愉快で素敵なお姉さん方だったし、ブロガー男子は想像していたよりもずっとイケメンで何だか無性に腹が経った。これだからブログリ勢は皆美男美女ばかり……となりました。ついでに想像していたよりも話も盛り上がり割と似ている部分が多くて楽しかったです。そういうもんなのかもしれませんね。





ひとりで万博記念公園に行ってはしゃいできました。
岡本太郎も好きだし大阪万博も好きだったのでとても興奮してぐるぐる散歩しました。
目当ての博物館は企画展で1970年代のデザイン展をしていて、特に万博中各パビリオンで着用されてた衣装のデザインが可愛くて私服にしたいな……服買いたい……と思いながら観て帰りました。





どうせなら私もでっかい何かを作って人生ボロボロにできるような致命傷を言葉で与えたい。
全てを拒絶している太陽の塔の下で恋人たちや親子連れがピクニックをしている。
皆しあわせになれればいいのに。
大丈夫、絶対できるし生きている。

どうしようもない悲しみが明日を追い越そうとするなら

明日は卒論ガイダンスに出てからパンダちゃんを観に上野まで行く。だいたいデートスポットに行く時は何故か幼馴染とばかりで、本当にデートをすることがないから悔しい。そもそもパンダちゃんを観たいのも幼馴染で、私はキリンさんとオカピを観たいのだ。上野じゃなくてもいいじゃん〜という意見はなかったことにされた。東京に住んでいるはずなのにいつ出掛けても私にとって都心は近くて遠い場所に過ぎない。



女はひとつふたつ秘密を抱えている方が魅力的にうつるらしい。
半分以上秘密ないし嘘を抱えているならどれだけ美しくなれるんだろうね。




次があったら一歩踏み出してデートをしたいと考えている人がいる。たらればは良くないけど、そういうことが人生を少しだけ楽しくしてくれるスパイスになるのかもしれないね。

ロング・グッバイ

例えば今ここで「たすけて」と言ったら一緒に世界を殺してくれますか。頑張っているねと慰めてくれますか。ただじっと手を握ってそのまま抱き留めてくれますか。許してくれますか。好きになってくれますか。




幸せなじゃない訳がないんだよ。
だって相対的にみて人生概ね上手くいっている方だと思うし、やりたいことだってなんだかんだで成功することの方が多いし、今日も綾野剛は格好いいし、食べることにも困ってないし。

それでも慢性的に悲しくていつだって泣きそうなのに逃げて勝手に傷ついてへこたれているのは私自身なんだよ。







冬空の煙草は凍えそうな気配がすればするほど美味しい。あんなに嫌いだったのに毎日毎日吸えば吸うほどかなしくてしあわせになれて生きているなとか思っちゃうんだよ。当たり前がわからないから自分の尺度で生きようとすると上手に息ができなくて、ヒューヒューって音がする。間違ってるよ、とかやめた方がいいよ、とか言われながらもさっきだって曇っていて見えないオリオン座が無性に見たくてなんとなく缶コーヒー買いに行って泣きながら吸ったよ。買ってから思い出したけど私コーヒー好きじゃなかったから一口だけ飲んで残りは灰皿代わりにして捨てました。







こんなはずじゃなかったとは全く思わないけどさ、こういう夜は音楽だとか美術だとか所謂芸術がしたいなって思っちゃうの。空っぽだから隙間を埋めるためにアウトプットして全部投げ出して軽くなってそのまま空を飛んで消えてしまいたくなってる訳ですよ。何が言いたいかもわかんないけど現状が非常に良くないこともその解決策もちゃんと分かってるのに泥沼にハマっていくのが人間らしさというか、本当バカみてーな一生だなとか思ってるから嘲笑ってよ。

これもひとつの才能なら最高に神様に好かれすぎてて拗らせちゃったのかなーなんて、どう足掻いても愛に満ち溢れててやっぱり最高に最悪じゃねーか。







いつまでも勝手に傷ついてわたしの言葉で死んでくれる貴方でいてね。

















たすけてほしいんじゃなくて、少しだけ寄りかかって勝手に立ち直るまでを見てくれる誰かがほしいんだよ。
できたら、丈夫で世界共々私を壊して愛してくれる人がいい。

今夜も月は綺麗ですね、なんて言いながらフィルターギリギリまで吸い込んで息を飲み込む。
















逃げないと決めたからこの気持ちを愛と名付けて飼い殺した上で、それでも貴方の隣にいたいと静かに思うんだよ。

still you say "good-bye"

現状は芳しくない。
このままでいることがいいことではないと分かってはいるが、心地よさでずぶずぶと溺れていきそうだ。
遅効性の毒は確かに毒でその上で飲み干しているのが痛々しい。
足りないのは勇気とあと一声の部分なのだろう。

私は誰よりも嘘つきだ。
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