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夜が降る前にさよならを

(確かになる、ただ思い出すだけで息もできなくなるんだ)


お久しぶりです、生きています。今日も地球は回っていますが、貴方はどうですか?きちんと両足で立てていますか?泣いてはいませんか?少しでも上手く言葉を紡いでいられるのであれば、きっと大丈夫でしょう。

最近はもっぱらフリーターのように働いて働いて働いて働いて働いて。生産性のない生活だなあ、なんて思いながらぼんやり過ごしています。何ひとつ生み出せない癖にいつの間にか学生最後の夏で物悲しいね。卒論(私は卒制だけど)も進めなきゃいけないのにね。何やっているんだろうね。








これは呪縛だ。意識したらもう一生逃れられない。ずぶずぶと沈んでいきながら死を待つ恐怖。トドメを刺してもらえたらいっそ楽になれるのにそんなことは起こらない。例えば、こうやって暗闇の中で瞬きをした瞬間。その時だけは壁の向こう側に確かに貴方がいて正しく地球の自転を体感することができる。嘘だ、広がるのはLEDに感化された電子端末だけ。どこにも人はいなくて世界で唯一私だけが起きているの。自己の死、もしくは呪縛の殺し方を教えてよ。明るい未来計画のためなら正しさなんて捨てていく。愛とか夢とか声にするだけ薄っぺらな存在になって飽和していくからもう誰も言わないでおくれ。ただ気持ち良く生きれたら良かったのに。重なり合った先で星空が生まれたら何も要らないよ、と笑えたのかもしれないね。

この国の湿った空はチェレステと程遠い。空っぽな私は黙って煙を吸い込みながらひとりで泣かないように正しさを決めて溺れて死んでいくのです。
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