Dec01::映画
　母性

湊かなえが原作でおもしろくないわけがないよね。

話題:今日映画館に見に行った映画

戸田恵梨香もママになるから
タイムリーといえばタイムリーな衝撃作よね。

ライアーゲームの頃から
割と好きな女優さんではあったけど、
演じ分けができないと無理な内容だから
安心しながら観てられた。

私は永遠に母にはなれないなぁ。
物理的にも精神的にもね。

親の顔色を見ながら生きてきたって部分では
娘側の気持ちがわかる。
大人になった今では、
空気を読みすぎるくらい読んじゃう刷り込みに
多少感謝してるけどね。
(限りなくグレーなので)

ストーリーはわかりやすくなってるので
考えなくても追えるから、
本編見ながらちょっと考え込んでた。

詳しい部分は追記するけど、
私も思い込みが激しいなぁって。
知ってたけど笑

確かにme too運動的なムーブが
起こしやすくなった今は、
そこまで衝撃的な内容でもないけど、
これが発表(乃至、執筆)されたときには
あまりに正気を疑われちゃうよね。

何言ってんだお前と。
女なのにそんなの疑うのかと。
下手したらそっち系の運動家に潰されちゃう。

その点、
ジェンダーレスになってきた今だからこそ
映画化に踏み切れたとも言える。

みんなが本能的に持ってるものだったら
我が子を意図的に死なせるとかないもんな。
人間て複雑だな。

でも理解はできる。

今の母親とは接してて気楽なんだけど、
小さい頃の母親はピリピリしてたし
何か言ったことへの返しも昔とはちょい違うのよな。
私も大人になったからなのかな。

おもしろいけど
変化に富んだエンタテイメントではないので、
退屈する人はしちゃうかも。

とにかく高畑淳子がすごい。
いろんな意味で突き抜けてて。
そこは主演を食ってる気もするけど、
主演2人が棒な女優さんではないから
食われっぱなしじゃないから見やすい。

そこはメリハリあっていいかもね。


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