Aug01::映画
 アルキメデスの大戦

映画の日で1000円で。

話題:今日映画館に見に行った映画

やっぱり山崎貴監督の戦争もの好き。

VFX凄すぎてリアルでしかなくて、
序盤の海戦シーンで過呼吸なりかけた。

ほんと前世軍人だったんじゃね?
と思えるくらいリアル。

原作全く知らんので、
比べてどうこうはわからんのだけど、
それが事実ならすげーなぁ、と。

つくづく日本人て俯瞰しない民族だし、
都合の良い集団主義だから
ヒステリー起こすとヤバいモノになる。
カルト信者も真っ青な。

良い方向に向かってるうちは
良いのだけどね。

シナリオの伏線もヤバかった〜。
役名からしてあの人やんね?
てなってたから、
展開的にイメージと違うと思ってたけど、
そうだよね〜てのが明かされてぞっとした。

本音のように建前を使う人間の
本当の怖さだよね。
嫌だわぁ。

原作者は違うけど、
永遠の0の前段階みたいな感じで見ると、
すっげー泣きそうになる。
あのカルト的な暴走のせいで
たくさんの悲劇が生まれたかと思うとね。

己の目的のためなら、
他の犠牲側のことは考えなかったんやね。
軍人は国のために死ぬのが本望かもだけど、
一般人は違うじゃん。
それを鬼畜の手に掛かるよりって洗脳して、
集団自決とかになったんだからさ。

一億総血戦。
何の美徳でもないよ。
今だから思えるんだろうけど。

私の地元の古戦で似た話はあったから、
国民性なんだろうなぁ。

しかしラストの菅田将暉の目が!
死んだ魚より死んでた目が!!

好きなものと対峙するときとのギャップね。
不信感のどん底ですって顔してたのが、
俳優だなって。

特に彼が好きってわけじゃないけど、
見て良かったなってなったのは
あの表現があったからだと思う。

人間だからこそ出来る機微の表現。
最近つとに好き。


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