Proud of You

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話題:大好き

こないだ練習の後、ユキさんが仕事終わるまで、カフェでぼんやりしていたのだけれど

お客さんが来たらしくて長引いて

3時間くらいかな、待った

そしたらユキさんから電話


やっと終わった!ごめんな待たせて!いまどこ?
お疲れ様です!いつものカフェにいます〜
おっけ!


片付けて、会計して、のんびり外に出たらあまりの寒さにびっくり

こないだから急に真冬らしい冷え込みになった

真っ暗だし寒いし、嫌だなあと

早足で俯き気味に歩いていると

楓!

向かい側からユキさんが駆けてきて

そのまま抱きしめてくれた


ごめんな待たせて!大丈夫か?寒かったろ

私の肩に手を置いて、頭からつま先まで無事を確かめるかのように、慌てて心配してるユキさんが可愛かった

迎え遅くなってごめん

そのままもう一度強くムギュッとハグ

大丈夫ですよ〜ひとりでも帰れるのに〜

ハグで頭を胸に押し付けられて、ユキさんのコートに埋もれながら、モゴモゴ返事

変な奴多いからダメ。よし、帰るか!寒かったなーごめんなー

私の手を握って、彼のコートのポケットへ


走って迎えにきてくれたことも、ハグしてくれたことも、手を握ってくれたことも、

ユキさんからの愛情を感じられてとても幸せな気持ちになった

冬の夜道だって、ユキさんとならへっちゃら

今日あったことを報告し合いながら、のんびりお家に帰った


ユキさんへのお客さんは、ユキさんに引き抜きの話を持ちかけてきたらしい

待遇は良くするから、うちに来てくれないか、と

またですか!すごい!…それで、ユキさんはなんて?
断ったよ、当たり前だろ。今のところに愛着がありすぎる

そう言って私の手を強く握り直してくれた

引く手数多なユキさんを尊敬するし、誇りに思う

そして、それでも今の場所を選んでくれる、仲間を大事にするユキさんが私は何より誰より大好きだ

なーなー楓
はあい?
帰ったら教えて欲しいことあんだよー

そんな大好きなユキさんが、私を頼ってくれて、相談してくれて、信頼してくれてることだけは、自分のことをちょっぴり誇りに思うのだ

01/20 22:17
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