この手も、声も、想いも何故か君には届かない。
こっちを向いて。
声を掛けようとして、何を話していいかわからなくなる。
君に触れたい。
伸ばした先、後一歩分。俺の足も腕も動かなくなってしまう。
そのことがどうしてこんなにも、もどかしくて、歯痒くて、俺をイライラさせるのだろう。
(理由なんてとっくに気づいているのだけど)
認めるのは何だか癪だから、
君が気付いてくれよ。
だなんて、
俺はいつからこんなに臆病になってしまったんだろう。
ちょっと青春甘酸っぱい米です。乙女りか。
そのうちふっ切れて、猛烈アピールに走ると思われ。
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