２月１１日( S u n )

小生は
目立たない酒場の端っこで
黙り込んで洋酒すすってるくらいがいい

しっかし昨夜も
ささやかでは収まらんかった

普段通り
控えめなつもりなんだが
飲むとそうでもねぇらしい


夜中起きて用足してからは
緊張してまるで眠れん

除霊されたらどうしよう

むしろ逆に
具合悪くさせるのでは
って


ランしてても落ち着かず

そんな時
師からの言葉が頭よぎった

｢まだ始まってもいないのに
悲観する程
愚かなことはない｣

ありがとう

目が覚めた


待ち合わせ場所に到着してから
カーブミラーで身嗜み整えるっていう

例の店へ着くなり
毎度ながら前置き飛ばして
本題から話し始める

今日こうして
この場所へ連れた理由


間は置きつつも
納得してくれたようで

ﾎﾟﾂﾘﾎﾟﾂﾘと
少しずつ語り始めた


パスタ食った後
陰の深い場へ案内し
いざつって掌重ね
ヤツを委ねた

幸いにも
今んとこは何も起きてねぇ

この先もそうだといい

心残りといえば
避けられちまうのをﾋﾞﾋﾞり
こっちのこたまだ
ﾛｸに話せてねぇや

今日はすんなり寝れそうだ

ありがとう


C h a o ーっす！！
(ばーん…！！)

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