「対策委員です」

 先週の会議で講師候補の先輩を絞り、講習会の講師をお願いするべく動き出した。講師候補はアナウンサーが高崎先輩とヒビキ先輩、ミキサーが伊東先輩。この3人の先輩方には各大学の対策委員から講習会の概要を伝え、講師をお願い出来ないか交渉してもらっている。ここまでが今日までのあらすじ。

「野坂、カズ先輩は講師了解ってー」
「マジか! ありがとうございます!」
「そんで、対策委員のミキサー3人と話詰めたいからそういう日を設けてくれって」
「いくらでも設けます! ゴティありがとう! つばめ、俺たちの日程を出そう」
「はいはーい」
「そうだ野坂、ヒビキ先輩もオッケーって。議長委員長と打ち合わせしたいって」
「了解です。果林、日程よろしく」
「ですよねー」