「って言うかさ、今の話にはいろいろと突っ込みどころが多すぎたね」
「ええ、本当ですね。まあ、おかげで僕の中で点と線が繋がってスッキリしてはいますが」

 ひょんなことから大石君の誕生日祝いに巻き込まれた僕と麻里さん、それから村井のおじちゃん。だけど、その中でとても面白くなりそうな話が始まってしまったのだから、これもお麻里様の引きの強さなのかもしれないと思いました、まる。

「ちーちゃんさ、今星大は三井に何人告られてたっけ」
「みちゃこさん、何人いましたっけ。先輩にまで遡ると軽く5人はいたような気がしますけど」