話題:お疲れ、自分
私ってば、案外このブログ、長く続けていて、今年で6年になるらしく。
その内の約5年、ある人と仲良くしてきたんだけど、いつからか『あーこの人はかなりの嘘つきだなぁ』『でも憎めないなぁ』『いつ本当のことを話してくれるんだろうなぁ』と思いながらいて。
やっと。
やっと、昨日。
長い長い嘘にピリオドが打たれた。
残念ながら、やっぱり、嘘ばかり、だった。
たくさんのごめんなさいの言葉と、これからも話をしたい旨と、何を言われても仕方ないという覚悟を伝えてくれたけれど、やっと向き合うと申し出てくれたようだったけど、私の中ではもうその時期はとうの昔に過ぎていて、何にも響いてはこなかった。
向き合いたいと思っていた頃には、何度も何度も、何度も何度も何度も石を投げた、チャンスはいくらでもあったハズ、かわされてばかり、だったけれど。
それからは『私ってバカだよなぁ』『何の為にだ?』と思いながらいて、いつからか『あぁ、これは自分の為に、だ』と気が付いて。
『私は、この人を信じていた自分に対して、向き合いたいと思った自分に対して、虚しさも悲しさも情けなさも怒りも、何も感じないでいられるように、その為に今を過ごしてるんだ』みたいに考えながら、ずっとその時が来るのを待っていたんだと思う。
来るかどうかもわからない時を、ずっと。
そして、昨日。
色んな想定の中で、一番ガッカリな形がビンゴするという最低な最後を迎えた。
スゴいなぁ〜とさえ思う、よくもまぁ嘘に嘘を塗り重ねたもんだ。
残念だ。
閻魔様がいたら、舌を引っこ抜かれるくらいじゃ済まないだろうな。
前世があり、それが後世に影響するのだとしたら、来世はどんな人生となるのだろう。
人にあらず、な人生なのか?
はたまた、波乱や苦難に満ちたものとなるのか?
そんなものはなく、ただ死んでいくのか。
私にはわからない。
わからないけど、準備万端だった私はとても平穏な気持ちでこれを書いている。
虚しさ、悲しさ、情けなさがないかと言えば、それは嘘になるけれど、だからといって、涙を流す価値は確実にないとわかるだけでも、私の長い長い準備はムダではなかったと思う。
私はちゃんと向き合おうとした。
私はちゃんと誠実であろうとした。
私は私の納得のいくまで捨てたり、逃げたり、投げ出したりしないでいられた。
私はよく頑張った。
お疲れ、自分。