本が好きになったのはまぎれもなくあの人の影響で
また図書館行ってきた
今回は二週間で４冊読むつもりでいます!!


いやあ、私本苦手だったのになあ
ていっても読んでるのは小説だけども


ある作家さんの名前をみると
ああ、ってなんかこう喉に小骨が
つっかえてる気がする


好きだったときは面白くて
いやたぶん今見てもおもしろいけど
よく読んでたあの作家さんは
今はなんとなく手に取りたくない


好きな人をわかりたくて　
同じ本を手に取ってたからね
本当によくわかんない人で
でも、なんとか理解したくて
同じ本読んでちょっとだけ知った気でいた


もう一つ、難しい本もおすすめされたけど
あの本は私は一生読むことはないと思う

単純に文字がちっさいし小難しいっていうのもあるけど


あの人がいってた

この本は結構いろんな人に勧めたけど
みんな挫折しちゃって

その勧めた相手の中にはきっと
あの人を好いていた人もいるだろう

きっと褒められたくて
読んだことを報告して
感情を共有したくて
あほみたいに細かくて難しいあの本を
手に取った女もいただろう

私はその中の一人になりたくない


俺のために、難しい本読んじゃって
一生懸命な子だなって
思われたくない

他の勧められた本は読んだから
もしかしたらもう思われていたかもしれないけど

あの本のタイトルを見て
最初のページを開くたび
よくわからない居心地の悪さを感じる

そういう意味では
割りと意地の悪い人だったんだと思う

天然でやっていたかもしれないけど
私はあの人を嫌な人と思いたいんだきっと


本当はあの人があんまり好きじゃない作家の本を
片っ端から読みあさって

私は好きだったよ
こんな面白い本はない
この本を読まないなんてどうかしてるよ

とか、もっと中身のあるコメントを
あの人に送ってやりたい
送る度胸はないけど


あの人からもらった本っていう趣味は
私の生活の一部になっていて


本当に困る


今度好きになる人も本が好きだといい


本が好きで私の恋の上書きをしてくれる人

その人が好きな本を好きになりたい

私が名前を見るたびに
ああっ・・・て喉の痛みを感じる作家さんも
その人が好きならば、きっともう一回読みたくなる


前の恋を引きずっているわけじゃないけど
趣味の中にちょっとしたしこりが残っているのが
やっぱり納得いかない


だから誰かに上書きしてもらわないと
できたら今度はその人とずっと一緒にいたい


この前雰囲気で言ってしまった「好き」は
やっぱり違う

私は本当に好きな人には何かしら貰っている
趣味とか、考え、その人を知りたくて何かを覚える


でも、前の人はなんにもない
なんて空っぽな好きを言ってしまったんだろう

ごめんなさい

あなたにもきっと、中身のある本当の相手がいる
でも、まずはその阿呆みたいな性格をどうにかしないと

一人で生きていけるなんて強気な発言
俺はすごい、俺は強いなんて
頭が悪い発言

喋れは喋るほどあなたの価値を下げていく気がするから


私もちゃんと見定めないと
私じゃなきゃダメな人
私が知らない何かを貰える相手


よし