自分を変えるということ



人を変えることはできない。

世界を変えることはできない。

でも、自分を変えることはできる。



……って言うけどさぁ、

悪いのは相手だし。
間違ってるのは世界だし。
「なんで私が変わらないといけないの?!」

なぜ、正しいのは私であるのに、
いくつものコストを、代償を支払い、
「変わる」努力を“私が”しなければならない?
それを支払うべきは、私ではない。
他人だ。
世界だ!


……という感覚を、「人変えるの無理だし自分変わろ」言説に抱いていた。

まぁ、この感覚も間違ってはいないんだろうけど、
昨日、ふと、はたと、気づいた。

自分を変える、ってのは
“相手を、世界を変えられない自分”
から、
“相手を、世界を、自ら変えさせる自分”
に変えるってことなんじゃないかと。

人が、自ら変わらざるを得ないように、働きかける自分に、変える。

具体例におとしこんでみる。
サレンダードワイフは、
「コントロールしないことによって、相手は自ら、自らのことを考え、行動ざるを得なくなる」
と言う。
パートナーが、自ら変わるように、自分を変える、ということだ。

具体例で、乱暴な言い方をすれば、
「男を変えることはできない。でも、自分を、男を操る女に変えることはできる」
ってこと。

……どうやら最近の私は、
“男を操れる女”に高い価値を置き、
操れるレベルが低くなると、自己イメージが損なわれるので、
男が思ったように動かないことを恐れてる、
っぽい。

とまぁ、自分を変える、という言説に抱く感覚がコペルニクス的転回よろしく変わりましたとさ、という話。

にしても、最初の方、気持ちのままに書いたけど。
貧しいな、卑しいな、って思った。
独りよがりで、自分は絶対正しいなんてこと思っちゃって、もらいたがりで、ケチ。

まぁ、そんなとこも私の一部なわけで、「そんなことも思うよねー」って受け入れるけど。
でも、こう書いたら、なんかコレ違うんじゃないか…?幸せに繋がってる…か…??
ってまたまた気づいたから、よかった。

こうやって考えをアウトプットするの、本当に大事。
整理されるし、残るし。



さて、明日から、一日一個、本の事項を実践、やってみよう。
あれもこれもと、全部中途半端で、こんがらがって行きたい方向と真逆に突っ走ってたかも。

やってみて、結果から反省したり改善したり、こまめに軌道修正して成長しよう。

パートナーシップに悩むひとは、サレンダードワイフ、一読をおすすめします。