以下、ただのノロケです。
気持ち悪いことは承知の上、ただただ幸せを噛み締めたくて綴ります。申し訳ない。

そんなこんなで。
復縁を果たした日、電話口にてアモさんは私にこう問うたのです。

「俺のこと、好き?」

・・・ずきゅん

私が「うん」と答えれば、間髪入れずに「そうじゃなくて」とやや不機嫌な声。

「え?」
「“好き”って言ってごらん?」
「……やだ。」
「何で!」
「だから、緊張するって……」
「何で緊張するんだよ!」
「だって、そんな、言ったことないし」

Akashi史上、彼氏に“好き”と言った史実はなく。
あまつさえ心底惚れてもーた男に改めて言うのも恥ずかしく。ごにょごにょ。

されどアモさんにとっては馬耳東風。

「モツ鍋好きーって言ったりするでしょ? それと一緒」
「だって、それはモノだから」
「モノだと思って、言ってごらん?」
「むり。モノじゃない」
「なあ、俺のこと、どう思う?」
「ヒト。」
「うん。もういいや」

寸暇の沈黙、そして一言。

「俺のこと、好きか?」
「うん」
「めっちゃ?」
「そこそこ」
「そこそこ? それじゃあ、だめだな」
「……そこそこ、じゃない。」
「好き?」
「うん」
「めっちゃ?」
「うん」
「めっちゃ好きなの?」
「うん」
「俺のこと、めっちゃ好きなの?」
「うん」

捲し立てるように、矢継ぎ早に問う貴方と、今日ばかりは素直に答える私。

年甲斐もないバカップル振りです…
なんか…ごめんなさい…orz


そんな中、アモさんが言うのです。

「あっ、だめだ。自爆した」

自爆って何だよww

「……何か、うざくなってきた」
「ウザいって何だよ。お前が“好き”って言わないからだろ。言え」
「え、何で」
「言わなきゃ会わない」
「何で、酷い」
「酷くない。ほら」
「いや、今度言う」
「だめ。そうやって言わないから」
「言う」
「言わない」

こんなやりとりが暫く続いたあと、ふと思い出したように「でもな」と切り出すアモさん

「お前には構ってくれるひとがいっぱいいるからな」

嫉妬というより面白がっているような声色で引き合いに出したのは、私の周りにいる自称彼氏安眠妨害糞野郎メンヘラ・メッシーくん

「………、別に構えって言ってない」
「構えって言ってないのに構うんだ?」
「うん」
「良いね」
「良くない。要らない。」
「俺に構ってほしいの?」
「うん」
「俺が良いの?」
「うん」
「そっか。俺に構ってほしいのか」
「うん」

………、とても嬉しそうで何よりです。

「7月のあのとき(私たちが別れる原因となった出来事)から冷たくなったろ? それまでは構ってたでしょ?」
「ううん。その前から冷たかった」
「前?」
「うん。6月の中旬か下旬……、友達が泊まりに来てるって言ったあたりから」
「いや、ここ一年くらい友達は泊まりに来てないよ」
「え? 6月の中旬か下旬あたりだよ? 友達が泊まりに来てるって……」
「嗚呼、アレ嘘。」
「嘘!?」
「うん。6月末から7月中旬までは繁忙期だったから、ピリピリしてたし、そんなときに──」
「好き。はい、言ったよ」
「え? 何? え、今?」
「うん」
「何で!? 聞いてない!」
「聞いてない方が悪い」
「だめ! もう一回!」
「………」
「………」
「無言で待つのやめてくれない?」
「やだ。聞き逃すから」
「何か話してよ。もしくは歌ってて」
「やだ。」
「ほら、寿限無寿限無……」
「やだ。早く!」
「………、……好き。」
「うん」
「聞こえた?」
「うん。うん、それで良い。」
「アモさんは?」
「俺?」
「うん。アモさんは?」
「俺が何?」
「だから、その……」
「好きだよ」

バカップルかよ/(^O^)\

ではでは。
未だに上手くデレられないAkashiでした(^O^)/