狭庭

また私のせいだ。
ごめんなさい。
一緒に居ないほうが良いのかな。
ここには居ないほうが良いのかな。
私は居ないほうが良いのかな。

ひとりごと
あと半年で20歳も終わるんだなって思うと
私の人生これで良いんだろうかと切なくなる。

地元の同級生つぎつぎ21歳になってくし
なのに男の人とか中身ぜんぜん変わんなくて
相変わらずバカやってて楽しそうで
いつまでも男の子って感じで
自分が高校生だった頃はそんな周りの男の子が
子供みたいに見えて好きじゃなかったんだけど
今になって思うと
しょーもなくて可愛いんだよね。

特に女の子って都会に出て
新しい場所で環境が変わると
徐々に連絡とらなくなってたりして
向こうの生活のほうが楽しいとか言ってて
ほんとに楽しそうでエンジョイしてて毎日
内面もすごい変わったりするから

離れてても関係が途切れない男同士の友情とか
やっぱすごい憧れる
いいなあ素敵だなあって

こないだなんかね、
地元の友達から夜になって急に明日会おうって連絡来て
そしたら職場の研修でこっち来るからもし良かったらって言われて
で、その子が研修終わるの待って会いに行ったのよ

私はお互いの近況を報告し合ったりとか
すごいいろんな話がしたいなあと思ってて
どっかのカフェで座りながらと思ってたんだけど

その子の買い物に付き合って終わり。
だったのね。
めったに遊びに来ないから洋服とか欲しいって。

で、先輩と時間の約束があるからって言って
その子帰っていって、
今日は買い物に付き合わせてごめんねー！ありがとう！ってLINEが来たんだけど。

なんだかなーって。
なんだかなー。なんだかなーって。
あれーって。

疑い深い私は
本当に私に会いたかったから連絡くれたのかな？
それとも、買い物に付き合ってくれる相手が欲しかったのかな？
とかいろいろ考えて

うん。

その前に、母から本当にあんたに会いたいと思って向こうは連絡してきてるの？
って聞かれたんですよ。
女の子だからあちこち回って買い物したいだろうし、でも一人じゃ場所もわからないから、一緒に行ってくれる相手が欲しいだけなんじゃないの？
って。

その言葉あとから思い出して、グサッと。
グサグサっと。刺さったよね。
で、母に話したらやっぱりねの一言をもらい。
特に女の子はそういうものだよって。

でもね、久しぶりに会えて良かったって思ったんだ。
地元には帰ってくるの？
とかいろいろ聞かれて
自分の人生だから我慢しないで、
自分の好きなように生きて良いと思うよって言ってくれて
その言葉がもらえただけでも私は嬉しかったし
やっぱり励みになるんだ本当に。

とか言いつつあれ以来LINEしてないんだけどね
。

人間って難しい人間って分からない。
フェイスブックとかやって友達と繋がった方が良いのかしら……。

話題:最近観た映画

映画化される前から原作の漫画が気になってて、映画公開された時めっちゃ見に行きたくてでも学校とかぶってたりして行けなくて、こないだテレビで放送されてやっと見れた！

『海街Diary』

これぞ邦画って感じの邦画で、出てくる風景とかカメラの映し方が本当に綺麗で絶妙。
さらに私がリスペクトしてる菅野よう子さんの音楽がぴったりで。
劇的なドラマを想像してる人にはきっと肌に合わない内容だろうな。
メイキング映像とかも実は前々からちらっと見ていたんだけど、変にこうしてああしてって強制するような演技指導がないから、あんなにも自然に女優さん達が映画の中で生き生きとした表情を見せているんだなぁって感動した。
当時１５歳だった広瀬すずちゃん。
他の作品でも彼女の演技は見ているし、お世辞にも物凄く上手い！って言えるわけじゃないけど、居るだけでその作品が一味変わるような不思議なスパイスを持ってる子だなぁって感じた。
吸い込まれそうな瞳をしていて、まだ幼く言葉だって拙い感じなのに、強い意思が宿っているように見えて。
きっとこれから先良い意味でぶち壊してくれるような役柄に出会えた時、広瀬すずっていう女優さんはもっと化けるんだろうなぁ。

女の子の成長ってほんとに早くてびっくりする。
顔や体付きだって一番変わる時期だものね、10代の頃って。
私だってもう制服きてたのが2年前で
20歳になると時間経つのがあっという間すぎて
年齢と精神が追いつかないくらい。

映画の中でサッカーしたり、同級生の男の子といい感じになったりしてるシーンがあって
今流行の恋愛映画とか見てるよりも胸がきゅんきゅんしたよ。

あ〜可愛い。ほんと可愛い。
学生の頃の恋愛って子供みたいだなって思うんだけど
子供みたいな感じが今となっては可愛いなって思えちゃう。
好きな人がいるって良い事だよなー。
良い事だ！って思えるような人と出会えたら一番良いんだけどね。
人生なかなか上手く転がらないもんだ。

映画を見るとたくさんいろんなことを考えて
いろんなことを考えてる時間が全然嫌じゃなくてむしろ楽しくて

きっと簡単じゃなくて難しいことの方が人生はハッピーになれる。

そんなことを教えてくれた作品だったよ。