OPで無駄に出来が良い宇宙船の飛行と落下シーンを見せられて、借りるDVD間違えたかと思いましたが中身はちゃんと目的だったデカイ蚊が襲ってくる映画だったので安心しました。
宇宙人の血を吸って巨大化した蚊が次々と襲いかかって、主人公たちの銃で爆散していくのがとても楽しい。そして巨大蚊の血を吸うシーンがエグい。
全体的にちょっと間延びしてるような気がしますが、ストップモーションと作り物の操演などで蚊が元気に飛び回ってくれるのでとても面白いです。
仲間の最初に蚊に襲われるキャンプ場の従業員はなんか可哀想な最後でした。
その可哀想な従業員を、事件で出会っただけの短い付き合いだったのにもかかわらず「友達だ」と言って、チェーンソー担いで助けに行き蚊に囲まれながら爆死した迷彩柄の人が格好良かったです。最初は巨大蚊から逃げてた主人公達の車を奪おうとした犯罪者なんですけど格好良かったです。
「行けば死ぬぞ!」と言われて「どうせクソな人生さ」と返しがとても良い。
モスキート [DVD]
遺伝子改造されて軍用ゴキブリが集団で襲ってくる映画。
軍用ゴキブリの被害者の兄である軍人と女刑事のサスペンスが中心で虫の出番が少ないです。
ハムナプトラのスカラベの大群が襲ってくるくらいのクオリティはあったので残念。
DVD表紙の合体状態も結構よく動いててよかったんですがすぐに爆発四散。
サスペンスドラマ部分は犯人が終盤でこれみよがしに下手を打つまで犯人に辿りつけないのであんまりおもしろくないです。
ブラック・ビートル [DVD]
気心知れた仲間と一緒にロッククライミングしに行ったら転落よりも恐ろしい事態と遭遇する、というあらすじだったのでクリーチャーが出ることに期待して見ましたが出ませんでした。
クリーチャーは出ませんでしたが、普通に恐いロッククライミングシーンに主人公達に襲いかかる食人マンハンターの狂気を堪能出来たので良い映画を知って満足。見難い嫉妬でお互いを滅ぼし合う三角関係の自滅もドロドロしてて良い。
流れが完全にディセントか悪魔のいけにえだったので早々に食人奇形でも出てくるのかと見切り付けてましたが、出てきたのは絶対仲良くなれないターザンでした。
ターザンの見た目はアクション映画に出てきたら数秒でのされそうなモブみたいなブッサイク野郎でしたが、執念と普通の人より鍛えられたちょっと凄い身体能力で絶叫しながら襲ってくるのでめっちゃ恐い。
幼少時に親と引き離され、過酷な自然環境で生きたので、自分以外なんでも殺して食う用になったターザンっぽい設定の人が出てくる映画、今のところ2本しか知りませんが探せばもっとありそうです。
デッドクリフ [DVD]
3作目ではなく、2013年に作られた7作目です。
冒頭見て「ソーヤ家ってこんなに家族居たっけ?」となったので一作目を見る必要があると思いました。
邦題に逆襲とかついていますが、後半になるまで悪魔のいけにえの舞台をそのまま現代にしたよう感じで「どこが復讐だ!(原題はTexas Chainsaw 3D)」と思いましたが途中からちゃんと復讐してたので謝罪します。ごめんなさい。
狂気度は少なめな気がしますが軽めの面白いスプラッターで楽しめました。
町の町長が悪者過ぎて、突然レザーフェイスがまるでヒーローように見えてしまうシーンがあってそこがお気に入り。
今回のレザーフェイスはちょっと細身に見えたのでそこがちょっと不満。悪魔のいけにえ系はそんなに繰り返し見てないので元々コレくらいなのかもしれませんが。
やっぱり一作目を見直す必要が個人的にあります。
縛られて何故かシャツのボタンを外されて放置されるヒロインのヘザーがセクシーです。
悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲 [DVD]
今更観賞しました。
面白かったです。
登場人物全員が妙に恐い表情(特にメインヒロイン)だったので、どこで怖がったら良いのかわからなくなりましたが面白かったです。
CMとか番宣、放映当時に見たクロユリ団地〜序章〜(ドラマ)などではミノルくんが恐怖の対象として全面に押し出されていたので、途中まで無害なただの子どもとして出てくることを見て初めて知りました。
あの宣伝は間違ってると思います。
他のホラーとやってることななんら変わらないのに、なんとなくミノルが払い屋とか一蹴できるほど強いことに説得力が無い気がします。なんでこう思うのかわかりませんが。
あんまり素直に楽しめて無い気がしますが、良いホラーだと思ってます。
ミノル空間にひきずりこまれて処刑されるシーンは素直に楽しめました。
ミノルと処刑される哀れな登場人物の位置関係で、とあるコントを思い出してしまいましたが些細なことです。
新タイトルのホラーで安っぽいところが〜序章〜共々安っぽく感じる画がなかったので純粋に凄いです。
クロユリ団地 スタンダード・エディション [Blu-ray]