こんなんほんとあきません、あかんです。
注意ではなく警告。警報レベルですよ。あきませんじゃないですか。
今まで断固として守ってきた私の貞操が今ここにきてこんなにも簡単に崩壊してしまうとは。なんたる失態?




これを失態と呼ぶにはあまりに都合が良く、あまりにも罪の意識が軽すぎる。アーバンギャルドな朝方の太陽には痛いほど叱られては、軽々しくそれを貶してみせるんでしょうねモーニングセットを頬張りながら。



飲み込んだコーヒーの苦さとは別に、若さがもつ恐ろしさというのも胃の中であまりにも重くずり落ちる。気づいたらここにいました?そんなご冗談。昨日の夜から私はきっと上の空で心の準備をしていたんでしょうね、誰様の何様のとんだあからさまだ。



期間限定だからなのか、こんなにも罪悪感と危機感を持たない不貞行為をいとも簡単にこの口は吐き出してくれる。こんなことになるのなら、いっそ誰も幸せになってくれるな。地獄の底へはご一緒いたしません。




わがままは誰譲り、どこでこんなにもたくさん手に入れたのか?それはさておき問題はこれからの身の振り方。





ほんとうにもうだれか私を殺してくれないか。