深奥に眠る
[2013/5/2
05:43]
■なんか出てきた■
突然ですが皆さん、人間の指というのはとても美しい物だと思いませんか？
より機能的に、より美しく。そうやって進化した人間の体の最たる部分だと思うんです。
わんこやにゃんこに代表される愛玩動物の、肉球という小悪魔的ふにふにオプションのついた前足にも抗いがたい魅力がありますが、やはり人間の手、特に指の持つ様式美に敵う筈もございません。
「人間の指は美しい」と言うのは真の事実命題でありますが、やはり一括りに「人間の指」と言いましてもその括りを紐解くと中身は千差万別。個人の好みという極めて主観的で絶対的な線引きにより形成される厳しい厳しいヒエラルキーが存在するのです。
このヒエラルキーは恐ろしいもので、誰にも逆らうことは出来ないのです。どんなに格好良い方くてどんなに勉強が出来てどんなにスポーツ万能でどんなに優しい方でも、その指の形がヒエラルキーの最下層であれば誠に残念ながらその魅力は半分以下、東証市場も真っ青の株価大暴落となってしまうのです。
逆に、金色モヒカンで頭を飾り、授業をサボって学ラン姿で煙草をバカスカたしなむような世間一般に言われるところの不良な方が指ヒエラルキーの頂点に座するような指を持っていたとすれば、その喫煙という行為はたちまち絵画のような美しさを漂わせ、少年非行という概念は隅へ追いやられ、彼の副流煙を自らの肺に収めようと乙女達が殺到するでしょう。
歪んでいますか？例えが極端であった事は認めましょう。しかし私の世界ではそれがほぼ真理なのです。
真の指フェチの前ではすべての価値基準が偉大なる「指ヒエラルキー」の下にひれ伏すのです。
さて、どうして私が突然こんな話を始めたのかと、戸惑いながらもここまで読み進めて下さった方には最大限の御礼申し上げましょう。あなたはきっと、指フェチの素質があります。誇ってください。
それでは、これから本題に入りましょう。
私の世界は、今まで申し上げてきた通り、指という完全無比の価値基準によって成り立っています。そして私が信じる指ヒエラルキーの頂点は、節ばった細長い指です。色は一般的なモンゴロイドよりもやや白い位がベストです。
「節ばった」と「細長い」は二律背反じゃないのか、と思われる方もいるでしょう。しかしそこが大きなポイントなのです。いかにして「節ばった」と「細長い」のバランスをとるか、それこそが王位獲得の要なのです。
…ここで力尽きてた
指フェチ女子が指見て惚れた相手が女だった、ってとこから始まる百合が書きたかったはず
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-エムブロ-
