共通の知人を介してあなたとは知り合いました。だからあなたがどこでどうしているかなんて簡単にわかるわけで、簡単に特定することが出来るのです。私たちはTwitterもFacebookも教え合っていませんでした。いつか行きつけのバーでお酒を飲みながらあなたに「俺、こまゆちゃんのTwitterもFacebookも知らないね。まぁ、それで俺たちの良さなんだけど。」って言われたことが懐かしく感じます。
別れて数日経た今、私は共通の知人のフォロワーからあなたの名前を見つけてしまった。いや、見つけに行ったのです。ただ、すぐに自分のホーム画面に戻りました。怖かったのです。彼女と別れてすっきりしただなんてツイートされてたら、今の私には絶えられない。今の私にはあまりに泣き崩れる原因へと繋がってしまう。もうちょっと強くなったらあなたのことをフォローしよう。フォローするときは自分が強くなったとき。あなたに堂々と幸せを告げられるようになったとき。私はあなたに負けたくないんじゃないんです。あなたに勝ちたいのです。あなたが今幸せなら、それを越える幸せを掴んでみせたいのです。負け惜しみかもしれないけれど、あなたという人に恋していたからこそあなたに勝ちたいのです。

題名はあなたがバイト終わりで疲れている私にLINEしてきた別れ話を切り出す第一声。これからはこの言葉を使って自分の強さを確認するの。友達に誰かの愚痴を話すときに、くそさいてーな話って言って切り出すの。元気に言えたらちょっと強くなった証。元彼にこう言われて別れ切り出されたのって赤の他人に言えたらまあまあ強くなれた証。誰に言われたか思い出せなかったらそれは本物の強さを手に入れたとき。今はまだくそさいてーな話って言って切り出せない程の強さを見出せていないときです。


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