Dec30(Tue)00:37 タイトルなし


遠い昔まだ生身の人間にも目を向けることが出来ていた頃のお話ですが、当時ORANGE RANGEさんがそれはもう熱狂的に大好きでして、少しでも載ってる雑誌はもちろん全部買ってたしDVDから何からあるもの全部買い集めて毎日些細なテレビ出演もチェックして録画してと気持ち悪さは現在とさほど変わりありませんが、まあそれはそれは心酔しておりまして。それからもう随分時が経ちまして、久しぶりにテレビで拝見致しましたら好きだった頃の歌を歌っており、それはもう、当時と寸分お変わりなく元気の出る歌声と軽快なリズムに気持ちがその頃に引き戻されたようで、とてもどきどきわくわく、心が踊りました。その当時というのもまだ小学校高学年、中学生といった年頃で、まだ妙な知識もなければ感情も稚拙でしたから、ただただ純粋に歌と、それをつくるその人たちが好きで、ああ、こんな純粋になにかを好きだった頃がわたしにもあった…と幸せな懐かしさを感じたと同時に得も言われぬ後ろめたさに突き刺されました。過去が純粋すぎて…今の不純っぷりったら…。いつからわたしは…純粋になにかを好きになれなくなったのか…これが…大人になるってこと…なの…ともはや悟りを拓くレベルです。成長が必ずしもプラスになるわけではないと学びました。なにそれかなしい…。
しかし久しぶりに拝見することができ、楽しい時間を頂けたのでほんとうに良かったです。最近はアニメ以外のテレビほとんど見ないから…たまにはみるものですね。今日は大事に仕舞ってあるCD出して聞こうと思います。それで少しでも…あの頃の無垢なわたしを…取り戻せたら…いい…な…ウッ…


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