やっと
20:37(Sun)February13.2011


話題:最近見た夢

体育の授業でバドミントンをしていた。男子もしていたのでコートのスペースが足りなくなり、先生(知らない若い女性)が体育の舞台の下に作られた防空壕でやろう、という話になった。私はバチが当たりそうで乗り気ではなかった。そう思ってるのは私だけではなく、多数決により防空壕ではバドミントンは行わないことになった。
帰り道、田んぼが続く知らない道を友達と一緒に歩いて帰った。灰を水に溶かしたかのような色をした空だった。


知らない間に私は移動をしていた。
車か何かに乗っているのか分からないけど、ひたすら景色は動いていた。途中、知っている駅の横を通って「この駅の駐輪場は立派な物だな」と感心した。その駅の駐輪場は駅の屋根の上までにもあった。
学ランを着た男子高生数人が自転車に乗っていた。一人はとても小柄で大きな自転車のカゴの中に乗っていた。
彼らの後を私は追いかける。
すると墓地らしきところに入った。軍人さんらしき人が日の丸を持って立っている。そういえば今日は建国記念日だなぁと何となく思った。

映画を観ている感じだった。
二人の大学生くらいの男性が山を登っていた。道幅は狭く、辺りを覆う緑の細長い葉っぱだけが光に当たっている。
道幅にあった小さなお墓に彼らは手を合わせ、ペットボトルの水をお供えしていた。

私は空襲から逃れるために疎開をする少女になっていた。古いくすんだ白のシャツに藍色のもんぺ。鎖骨辺りまでに伸ばした髪をみつあみにしていた。
私の後ろに歩く少女は他にもいるが、彼女達は無言だ。
階段だらけの山道を歩く。右隣は知らない少女。左隣は低い石垣の上に細長い黄緑に光輝く葉っぱが頭の上まで覆っている。
途中、猿が二匹ほどいた。白い毛の色の何だか怖い猿だ。猿は柿の種をしゃぶっている。緊張感が走ったのが分かった。その後も何回か白毛の猿らに遭遇した。

何回めの猿らに遭遇した時、私はとても疲れててもうどうでも良かった。
ちょうど、葉っぱの茂みがないところがあって、私はその間に飛び込んだ。
猿が口を開けて手を伸ばした。私はまっ逆さまに落ちていった。
落ちていく先に、赤シャツの青年が見えた。





 
 

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