きみがため

出たな君が為!百人一首大会の時はよくそう思ってた。だって、二つあるんだもん。しかももう一つの方は下の句も似てるのが別にあって紛らわしいんだよね。
とまあ、個人的な文句はさて置き藤原義孝の歌です。
君がため 惜しからざりし 命さへ
長くもがなと 思ひけるかな

 
この歌は恋心?何それな櫻月にも何と無く理解できる歌だったりする。幸せはどうせなら長く続いて欲しいよね。
 
君が私を思ってくれるならこの命も惜しくないと思っていた
だけど実際君が思ってくれると少しでも長くと思ってしまうようになったよ。

 
分かりやすいように文章にしちゃえばこんな感じ。うん、訳と言うか分かりやすい文章にしただけだよね。いつも。
 
あ、この作者なんですけど、可哀相に21で病気になって死んでしまいました。
少しでも長く、そう思ったのに死んでしまう。世の中得てしてそんな所がありますよね、やっぱり。