夢現的空間

金狐〈きんこ〉
金の体毛を持ち、日をシンボルとする。
銀狐とは同様異質の存在。
金狐と銀狐は他の狐と違い霊的立ち位置も存在も霊質も別もので精霊とされる。

うつりゆく
　
飛鳥井(藤原)雅経の歌ですね。
遙か3作中では法皇が歌ってました。
　
移りゆく　雲に嵐の　声すなり
散るか正木の　葛城の山
　
作中法皇はこれから起こる事が世界に及ぼす影響なんかを考えていたんでしょうかね。
　
葛城山を見渡せば、嵐に吹かれ雲が移動していく。その雲の中から激しい風の音が聞こえてくる。
岩に絡みつく正木の葛も散っているか。


葛は蔦状の植物で確り絡み付いて離れにくいものですね

九尾の狐
九つの尾を持つ妖狐。
魔物、憑き物など悪しき霊的存在と言われる一方、天界から遣わされた神獣とも言われる。
多くは絶世の美女に化けるとされる。
九尾は化け物と呼ばれる物の中でも最高位も存在とされる。
万単位の年月を経たとも言われる。
狐霊のランク 空狐→天狐→九尾→赤狐→白狐→金狐→銀狐→黒狐。
ただし上位二位は神的ものとして書かれる事が多いので、九尾が最上位にくる事もある。