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たまのをよ

 
式子内親王の恋の歌ですね。
この歌も好き。遙か3で後白河出た時に無駄な期待するくらいには。
…出るわけねぇっての!分かりきった事だったけど、それなりに残念だった。後白河より式子内親王のが好きなんだもん。
 
玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば
忍ぶることの 弱りもぞする

 
玉の緒は「魂の緒」で魂を現世に繋ぐ紐ですね。そこから転じて命の事を表します。
で、「絶えなば絶えね」絶えるなら絶えてしまえ!ですね。過激な事に。
かなり強い出だしですけど、まあ、いっその事死んでしまっても構わないって言ってるんですね。
この歌全体の意味は
 
絶えるならいっそこの命よ絶えてしまえ。
このまま生きていてはこの恋を忍ぶ気持ちが弱って人に知られてしまうから。

 
こんな感じ。恋心を忍び続けるのが辛いそうです。管理人には理解できない心情ですね。恋心で腹は膨れんし。…情緒もクソもへったくれもなくてスミマセン。
 
この歌の作者は内親王。後白河の娘。つまり、生涯未婚決定!なお方。
可哀相に恋心は秘めるしかない人だったんですね。
もし恋心がバレたりしたらその相手が罰せられるし。
あぁ、あと一説に、彼女が恋をしたのは藤原定家らしいです。百人一首にこの歌を入れた人。
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