越冬 '97

気分が悪いのは あたりまえ
元には戻らない ことばかり
だけど 気にしない 気にしない
冬の苦い空気 口いっぱいに吸いこんで
ボロボロのお城を 見に行こう
ボロボロのお城を 見に行こう

朝早くから 除雪車が
家のまわりを 包囲する
めずらしい石のように 磨かれた路面を
牛のようなトラックが 猛進する
赤いマントを 追いかけて
赤いマントを 追いかけて

目覚めに 一杯のお茶を
きのうの無茶といっしょに 飲みほして
焼けたほこりの臭いの中に 置き去りの
壊れかけた銅像と友情は
いっそ そのままほっといて
いっそ そのままほっといて

つららのサーベルで 手を切って
出せない手紙を きみあてに
退屈しのぎに 書いてみた
つまらないクイズのような
誰にも読めない おかしな手紙
誰にも読めない おかしな手紙

夜の空にからまって 歌う電線と
空高く渦をまく 雪の連隊
カスタネットのように 歯を鳴らしながら
すべてを 寒さのせいにする
それでも ぼくは 終われない
それでも ぼくは 終われない

やけくそな ロマンチシズムで
越えるしかない季節
凍った右足なら 切り落として
鉄の松葉杖で 走って行こう
首のないアトムが 待っている
首のないアトムが 待っている

失われた十二月に捧げる

ぼくはダイナマイト
きみはダイヤモンド
鳴らされなかったベル
通り抜けられなかった
夢への改札
ぼくはダイナマイト
きみはダイヤモンド
乗り損なった
箱庭の電車
煙突のてっぺんで見た
メロンのような半月
ぼくはダイナマイト
きみはダイヤモンド
迎えの鐘を
待ちくたびれて
ぼくが砕け散るのは
すべてやりなおしたいから
きみが輝くのは
だれのものでもないから
そして
ぼくらのための十二月は
カレンダーから消えたまま

クリスマスツリー

きみが大事にしているものの 価値なんて知らない
きみが好きな歌についての 説明なんていらない
くたびれるのは結構だけど 見せつけるのは見苦しい
そんなことにも気づかない うすのろ相手に疲れたよ

遠くの方で ぼくのクリスマスツリーが 燃えている

人を信じろときみは言う 自分が傷ついても
人を疑えときみは言う 自分を守るために
人に言うだけのきみは 鼻歌で歩きまわり
うまくやったと思っている ぼんくら相手に疲れたよ

遠くの方で ぼくのクリスマスツリーが 燃えている

きみは星占いで ぼくの行く末を案じ
何かできることがあればと 殉教者のつもりで言う
では ひとつ お願いしよう
ぼくの目の前から 消えてくれ

誰かが好き勝手に 飾りつけたあれこれは
あまりにも バラバラで 見るに耐えない
誰かが好き勝手に 飾り付けたあれこれを
取りはずして 言い訳にするのも 面倒

遠くの方で ぼくのクリスマスツリーが 燃えている
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PURE GIRL

興味ない方大半だと思いますが

別館で詩など公開しておりまして

訳ありで友達限定なのですが(今のところ)

今は書けない(創作力ない)ので
過去に書いた詩をアップしてますが…

なかなか
人様にお見せするとなると
限られますね

ていうか
当時自分で良いと思っていたもの
ほとんどクズでした!

とりあえず
今日びっくりしたのは
詩の中に

PURE GIRL

なんて言葉が出てきたことだよ!

びっくりだよ!

PURE GIRLとか…

腐れかけのJ-POPかっつうの
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