終焉のアリア【32話(15)】
「アマ…サ、キ…ア…マ…サ…キ…」
「…!!」
――柄にもないな。こんなの俺らしくない。友達なんてモノはその場凌ぎのモノでしかない。ずっとそう信じ込んできた。何事も面倒くさいからと言って、何事にも無関心なフリをしてきた。だって熱い友情とかかっこ悪いじゃん?信じて裏切られた時かっこ悪いじゃん。だから、友達も恋人も全部全部無関心でクールなフリをして、他人とは広く浅く付き合ってきた。それが一番居心地が良かった。裏切られた時苦しまなくて済むじゃん。…でも心の深い所に居る俺は、そんな俺の嘘を見抜いていたかもしれない。でも俺はクールを貫いて、何事も広く浅く付き合ってを貫いてきた。だから、こんなの…――