逢魔時奇譚【5話(3)】
「ゆきにゃんの貴重なライブ中の天使姿をしかとこの目に焼き付けて!悪魔と対峙する日頃のストレスを発散するぞ〜〜!!」
ゆきにゃんと書いてあるハチマキをガッチリ巻き、由輝の顔がでかでかプリントされたシャツを着ている横田。
「HRE26メンバーの誰かが悪魔憑きっていう情報」
「…!」
賑やかなこの場から、奏にだけ音が消えた…そんな気がした。
「…ま。それは置いておいて。俺は観客席からメンバーの様子を伺う」
「…ライブを見たいだけ…ですよね…」
「失礼なーーッ!横田隊長、公私混合はしてませんッッ!!べべべ別にさらちゅんのソロパート利きたいとか!かおりんのダンス見たいとか思ってないからねっ?!」
「…それで…僕は…?」
「そ。そ。かなやんにはね〜俺とは別行動してもらうから!ちゃ〜んとエクソシストとしての記念すべき初☆任務を用意してあるからね〜」
「任務…?」
「そっ。その任務ってのは〜…」