タイトルなし

逢魔時奇譚【33話(36)】
「俺が馬鹿な事を言ったから。聖愛ちゃんに元から嫌われていたのにもっと嫌われちゃったね。困ったな。このままだと可愛い聖弥も可愛い天音も産まれてこなくなっちゃうよ。そんな未来、全然楽しくないや。…ねぇ聖弥。天音」
「……」
笑顔なのに天樹の目には涙が浮かぶ。
「お母さん。どうすれば俺を好きになってくれると思う?ダメなお父さんに教えてくれないかな?」
天樹の悲痛な涙の問い掛けに2人は黙って…そして口を開いた。
「そんなのおとぉが自分で考えろよなっ!」
「天音?!」
「自分のガキに聞いて楽して解決しようとしてるんじゃねーよ。てめぇの嫁くらいてめぇでどうにかしやがれ」
「聖弥?!」
漫画やドラマなら"うん!一緒に考えよう!"と父子の感動の場面が繰り広げられただろう。しかし子供達2人のまさかの厳しい返答に天樹はオロオロ。その間にも2人は背を向けて公園からでていってしまう。
「ま、待って聖弥!天音!」
「俺らが未来でちゃんと産まれてくるように後はオヤジがどうにかしてオフクロを連れ戻しておけよ」
「聖弥!」
「過去に来たから疲れたぜ!眠くなったからそろそろじぃじとばぁばの家に帰ろうぜー!」
「賛成」
「天音!」
2人はバトルスーツへ変身をするとバトルシューズで屋根を伝いながら祖父母の家へ帰ってしまった。ホーホー…梟の寂しい鳴き声だけとなった。白い月夜を背に、独り呆然と立ち尽くす天樹。
「…どうしよう…」

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逢魔時奇譚【33話(35)】
バトルシューズで跳び上がり、夜の街を飛び去って行く聖愛だった。
「ややややべぇよ!やば過ぎだろ!何やってんだよおとぉ!完全におかぁをぶちギレさせちまったじゃねーか!おとぉのKYは昔っからかよ!!」
そんな2人を実はずっと後をつけていた聖弥と天音が壁の陰からひょっこり顔を覗かせる。真っ青な顔をして。冷や汗をダラダラ流して。
「…これもう俺ら産まれてこねぇ未来確定じゃねーか…」
「ぎゃあああ!!やめろやめろ!えええ縁起でもねぇ事言うなよボケナス兄貴ー!!」
「かっこ悪いところを見せちゃってごめんね。聖弥、天音」
「んなっ?!」
「ぎゃっ?!」
ーーいつから気付かれてたんだよ?!ーー
ーーバレてたのかーー!!ーー
2人に背を向けてはいるが天樹がそう言った為、ギョッ?!とした2人はそのまま陰から姿を現す。

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タイトルなし

昨夜ホテルのディナービュッフェ行ってきました。ビュッフェの全メニューを3回取りに行き→様々なケーキ計32切れ食べました。
そういえば、近くのテーブルの夫婦が
おじさん「あの子小さいのにすごいねー。大食いの何だっけ?あの女の子みたいだね」
おばさん「もえあず?」
おじさん「そうそう!ギャル曽根までじゃないけど!すごいねー。俺も昔だったら食べれたなぁ」
って聞こえてきたwwwもえあずの足元にも及ばんよ…
両親「志宇ちゃんもうやめたら?笑」て言われたw従業員さんが( ゚д゚)て顔しながら何回もお皿下げに来て恥ずかしいわw満腹過ぎて気持ち悪くなったからやめたけど、帰宅したら治ったからもっと食べれば良かったなー時間経つとまたお腹減るんだよなー悔しい!w

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逢魔時奇譚【33話(34)】
その一言のせいで怒りでカァッ!となった聖愛は天樹の胸倉を掴む。
「!?」
「…てんだろ」
「えっ?」
「笑ってんだろ?」
「誰を…、」
「ハッ!とぼけんじゃねぇよ。笑ってんだろ?心の中で!目の前で失恋したあたしを!!」
「そんな事ある筈無、」
「笑っていやがるからそんな言葉が出てきたんじゃねぇのかよ!!」
「…!」
『お互い好きな人が居る俺達が未来で夫婦になっているのは…こういう意味だったんだね』
天樹はたった今自分が言った言葉を思い出す。
「…!ごめん。悪気は無かったんだ。本当に。けれど今思い返したら、酷い言葉だったよ。本当にごめ、」
「あたし本当は知ってるんだぜ」
「え?何を…」
「お前が、れいら様の前だけいっつも顔真っ赤にして声が裏返っているの知ってるんだぜ」
「それは…」
「けどお前知らねぇよな」
「え、」
「凡人のお前と違って由緒正しき名家のれいら様には元帥が決めた由緒正しき名家の許婚が居るって事だよ!」
「…!」
聖愛の口から知りたくなかった事実を聞かされた唖然とする天樹に、聖愛は嗤った。大粒の涙を引きり無しにボロボロ流しながら。
「"お互い好きな人が居るあたし達が未来で夫婦になっているのはこういう意味だったんだね"どうだよ!?言われた気分は!!最ッッ強に相手をぶん殴りたくなる気分だろ!?てめぇもあたしと同じ気もちを味わいやがれ!そんで布団の中で"れいら様れいら様"って鼻水垂らして号泣しながら凹めばイーんだよ!ザマァミロ!!」
掴んでいた胸倉から手を放すと聖愛は変身装置を取り出してバトルスーツへ変身。
「やっぱりてめぇは昔っから存在そのものがムカつくぜ。あたしの大嫌いなタイプだ。けどな、奢ってもらったのは事実だ。だから。飯。サンキュな。礼はちゃんと言ったからな。逆上して後から飯代請求してくるんじゃねーぞ」
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