タイトルなし

逢魔時奇譚【11話(5)】
「ああもう!どうしてうちの部下達はああも毎回ゴーイングマイウェイなんだ!」
横田も変身すると、隊長達をはじめ、エクソシスト全員がバトルスーツへ変身。
「くっ…!次から次へと!不運は重なるとは本当だ!厄介だね!」
「横田!神堂!墓地は私達に任せろ!あいつらは横田貴様の部下だ!そして神堂貴様の妹も居る!己の部下と家族の責任はしっかりとれ!」
「あァ!?あんなポンコツ、俺の家族じゃねぇんだよ!!」
「頼んだよ春日君!何かあったらすぐ連絡をしてくれ!行こう!神堂!」
バトルシューズのジェット噴射で飛んでいく横田。
「あ!?ちょ、横田おい?!」
「クソが!多岐!城ヶ崎!ついて来い!」
「ラジャ〜」
「了解!」
ヒュン!ヒュン!嫌々ながらも聖弥は自分の部下を引き連れて、バトルシューズで赤黒い空を飛んで行った。街の方角へと。
■昨日仕事が忙しく昼飯とれなくてフラフラで体調悪くて日記書いた後あのまま朝まで爆睡してしまい気づいたら年明けてた…あけおめっす…。あけおめなどメールやコメントありがとうございます!全て読ませてもらいました。お返事できませんが、またコメント頂いた時に時間あったら返信していきます。時間ある時にコメント返信していくこんなスタンスで今年もお願いします…すみません…

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逢魔時奇譚【11話(4)】
奏はぐいっ、と天人の腕を引っ張るとバトルスーツのシューズのジェット噴射で空高く跳び上がった。
「どわああああ!?ちょちょちょお!?かな何じゃコレーー!?」
「…街…取り敢えず急ごう…」
「アタシも行く!!」
ヒュン!天音も変身すると、シューズのジェット噴射で空高く跳び上がった。
「…天人…御子柴神は…何処に現れるの…?」
「分かんねぇ…!街の方…!けど今日は何でか正確な位置が掴めない!」
「テンジンはチャラ男だけど、悪魔憑きって感じがしねぇ!」
「さっすが、ちゃんあま!エクソシストだから分かるんだね!」
「勘だけどな!」
「勘かーーい!」
「…急ごう…」
「おう!」
ヒュン!ヒュン!奏は天人の腕を掴みながら、天音はその後ろに続いて街へと飛んで行った3人。

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逢魔時奇譚【11話(3)】
ドガン!!大きな爆発音。天人を捕縛していた光を孔雀の翼で破壊した奏が天人を庇うように前へと立ち塞がる。
「かな!!」
「違う…!!天人は悪魔憑きなんかじゃない…!!天人の髪も…!老いも…!僕のせいなんだ…!!」
「かな…」

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逢魔時奇譚【11話(2)】
「っ?!」
何と、隊長3人の放つ光が天人を捕縛した。これには、奏と天音とましろは目を見開いて驚愕。何故なら、天人が悪魔憑きであると隊長陣から知らされたのは、この3人以外だからだ。彼らのまさかの行動に、捕縛されたまま天人は驚愕。
「ちょ…!?なっ、何すか!?え!?」
天人へ駆け寄る弟達と妹達。しかし彼らを瑞希、小梅、ロンが抱き上げて引き止め、天人へ近寄らせないようにする。一方、まさかの出来事に、何も知らされていなかった奏、天音、ましろは呆然。
「そうだ。お前達一般隊員には感じ得ぬだろう。しかし私達隊長格はしかと感じ取った。尼子少年からは、常人とは違う悪魔のニオイがするのだ。それに、まだ若いというのにその真っ白な髪。よく見ればところどころ老いた体。異質だ」
春日の方を苦しそうに見ながら、天人が口を開く。
「ッ…!冗…、談…!この…、髪…と…老いは…違…う…!誰…が…、悪魔憑き…っすか!!」
「悪魔憑きは決まって皆そう言うんだぜ、ガキ」
「…大丈夫だよ尼子君。君は憑かれたとはいえ、京都の街の人々の生気を吸い取った。…かなやんの従兄らしいね。…だからせめて…苦しまない最期にしてあげよう」
「違う!俺は!俺は悪魔になんて憑かれてない!俺は違う!!気付いて下さい!誰か…、誰か気付いてくれよ!!」

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逢魔時奇譚【11話京都奇譚 弐(1)】
翌朝、尼子寺、門前ーーーーーー
墓地を抜けて、門の前まで天人は妹2人と弟2人を連れて歩いてきた。
「あ」
弟達と妹達と手を繋ぎながら顔を上げる。其処には横田を先頭にエクソシスト全員が居た。
「おっはよー尼子君!」
「はよざいまーっす!朝っぱらから任務大変っすね!お疲れちゃんでっす!」
「お兄たんこの人達だぁれ?」
「ん〜?この人達はエクソシスト、っていってな。悪い奴から桃達を守ってくれるスーパーヒーローなんだぞ〜」
「スーパーヒーロー!?凄い凄〜い!」
はしゃぐ妹の頭を撫でる天人。
「おっはよ!かな。元気になったか?」
コク、と頷くだけの奏だが、天人は白い歯を覗かせてニカッ!と笑む。
「そか!良かった良かった!」
天人は弟達と妹達の手を引きながら、エクソシスト達の脇を通る。
「ほんじゃ。俺、ちび達を保育園と小学校へ送った後、ガッコー行ってきますんで。任務頑張って下さい」
「うん。そうだね。頑張るよ」
にっこり笑顔の横田。天人が彼らの脇を通り過ぎた。
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